2024.01.23 | HOW TO

スポーツサングラスにはどんな特徴がある?選び方のポイントも紹介

サングラスの中でもスポーツサングラスに分類されるものには、着用することで眩しさを軽減し視界がクリアになるなどの特徴があります。一概にスポーツサングラスといっても、スポーツにはさまざまな種類があり、サングラスに求められる機能や目的も同じではありません。今回は、スポーツサングラスの特徴を掘り下げ、最適なスポーツサングラスの選び方を紹介・解説します。

スポーツサングラスとは

スポーツサングラスの特徴の一つが、フレームの形状です。日常生活で使用されている一般的なメガネやサングラスとは異なりフレームが曲線になっているため、多くの人の顔や頭部にフィットします。上下左右どの方向に激しく動いてもずれにくさが感じられるでしょう。

メガネの機能としては、風や虫、泥はね、砂埃などが目に入ったり当たったりすることを防いでくれる効果が期待できます。サングラスの機能としては光の反射や紫外線から目を守ってくれますが、これらの効果も顔や頭部にフィットするスポーツサングラスだからこそ得られるメリットです。スポーツの種類にかかわらず激しい運動や衝撃に耐えられるよう強度も非常に優れています。また、弾力性や伸縮性も一般的なメガネと比べるとスポーツや運動に適しており、少々の衝撃で破損してしまうことも少ないでしょう。視界を遮らない形状となっている点も特徴の一つです。視界がクリアになることで、パフォーマンスにも集中しやすいといったメリットが得られます。スポーツサングラスと呼ばれるものの、使用シーンはスポーツだけでなく、ドライブなど日常生活で活用することも可能です。紫外線カット率99%の製品が主流であるため、アウトドアでの作業や移動にも適しています。

スポーツサングラスの選び方

ここからは、スポーツサングラスの選び方を3つの視点から紹介していきます。

フィット感

何よりもフィット感はとても重要です。スポーツサングラスは顔や頭部にフィットしやすい形状とはなっていますが、当然ながら個人差があります。製品ごとに形状も少しずつ異なるため、まずは自分にフィットしたスポーツサングラスを選びましょう。フィットしていないものを選ぶと、特に激しい運動をした際にサングラスがずれてしまい直す手間もかかり、頻繁にずれてしまえば集中力も落ちてしまいます。また、重量が軽いものを選ぶことも重要です。軽量のものであれば耳や鼻などにも負担があまりかからず、走ったり自転車を漕いだりなど長時間の運動時に着用していても疲れづらいでしょう。

実店舗で購入する際には、試着しフィット感を確かめてから購入することをおすすめします。通販で購入する場合は商品レビューをチェックしてください。自分の顔の形や頭の大きさなどと似たようなユーザーがいないか確認し、そうした人たちの口コミを参考にすると、よりフィット感の合うサングラスを見つけることができます。

レンズの色の特徴と向いているスポーツ

スポーツサングラスのレンズには、色ごとにさまざまな特徴があります。スポーツの種類や使用シーンに合わせて選ぶことも意識してみましょう。

スモーク系

スモーク系はサングラスを通しても自然な色彩で見えるため、非常に幅広いシーンで活用可能です。ただ、晴天のもとでは眩しく、曇天のときは暗く感じ見えづらくなることがあるため注意しなければいけません。レンズの色が濃いほど眩しさを軽減できるので、天候に合わせた使い分けも求められます。

イエロー系

イエロー系は視界を明るく見せる効果が期待できます。夜間や曇天でのスポーツあるいは外出時などに向いているカラーです。

ブラウン系

ブラウン系は眩しさを軽減してくれるとともに色調を高める効果があります。長時間着用していても疲れを感じづらいため、ゴルフやマリンスポーツに向いているカラーといえます。

オレンジ系

オレンジ系は、動いているものに焦点を当てやすいカラーです。排気ガスなどで視界が悪い環境でも周囲のものを捉えやすいため、街中をランニングする際などに適しています。

グリーン系

グリーン系のサングラスをかけると背景と対象物とのコントラストが明確になるため、輪郭を捉えやすくなります。青の色調の低減効果もあり、サングラスを通したものが自然な色合いに見えます。アウトドアに最適なカラーです。

ピンク系

ピンク系は視界を明るくしてくれるので、曇天のときでも晴天のようなコントラストに感じられます。ツーリングやロングライドなどロードバイクで走る際におすすめです。

ブルー系

ブルー系は、特に強い日差しやヘッドライトなどの反射を低減してくれます。精神的な安定効果も得られるといわれているため、試合やコンペの本番などに選んでみるとよいでしょう。

可視光線透過率

可視光線透過率とは、サングラスのレンズが光を通過させる割合を表したものです。つまり、透過率が低いものほど目に届く光をカットし、逆に高いものほど多くの光が目に届いていることになります。登山など太陽の光を遮るものが少ないところで使用する場合は、可視光線透過率が10%以下のサングラスを選ぶとよいでしょう。

晴天時の屋外スポーツを楽しむ際の眩しさ対策に適しているサングラスは、可視光線透過率が15〜25%ほどのものです。曇天時でのスポーツを楽しむ場合や、軽い紫外線・風対策には30〜50%程度のもので問題ありません。夜間のドライブやジョギングであれば75%以上のものを選んでみてはいかがでしょうか。スポーツサングラスのメリットも感じつつ、快適に楽しむことができます。

レンズの種類

スポーツサングラスに使用されているレンズの種類を紹介・解説します。色や透過率などと同様に、スポーツや環境に合ったものを選ぶ際の参考にしてください。

調光レンズ

調光レンズは紫外線の量に合わせて色の濃さが変化し、目に届く光の量を調整する機能を搭載したレンズです。例えば、紫外線の少ない場所や室内では色が薄くなり、屋外ではレンズの色が濃くなります。どのような状況でも視界の明るさを十分に保ちたいと考えるのであれば非常に重宝するでしょう。天候や時間の変化に応じて適切なサングラスへとかけ替える手間も省けます。天気が変わりやすい登山やハイキング、昼間の時間が短い冬のスポーツなどに向いているレンズです。

調光レンズの詳細はこちら

偏光レンズ

偏光レンズは通常のレンズではカットすることが難しい反射光を取り除くための特殊な加工がされています。一定の方向からの光のみが目に届く効果が視界をクリアに保ってくれるでしょう。水面や雪面からの光の反射を適度にカットするため、マリンスポーツや釣り、晴天下でのウィンタースポーツなどに最適です。道路など地面からの照り返しも軽減するので、ゴルフやテニスをはじめ多くの屋外スポーツで活躍してくれます。

偏光レンズの詳細はこちら

ミラーレンズ

ミラー加工されたものがミラーレンズです。鏡のように光を反射させることで眩しさを軽減します。太陽から降り注ぐ強い日差しはもちろん、水面や雪面からの照り返しも和らげてくれます。その他、レンズの奥の表情、特に目の動きが周囲から見えない点もミラーレンズの特徴です。スポーツの試合中に視線や表情を見せたくない状況での使用に向いているレンズといえます。

度付きレンズ

度付きのレンズを入れられるスポーツサングラスもあります。ただ、スポーツサングラスは顔へのフィット感を高めるためカーブ状のものが多く、そこに度付きレンズをはめ込むと、めまいを引き起こすことがあるので注意が必要です。正面とサイドとで見え方が変わり、距離感が掴みづらくなるためです。度付きレンズを入れるのであれば、フラットなレンズに対応したスポーツサングラスを選びましょう。

種目に合わせてスポーツサングラスを選ぼう

スポーツサングラスの着用は、眩しさの軽減やクリアな視界をもたらすなどの効果によりパフォーマンスの向上にも繋がります。製品ごとにさまざまな機能や特徴があるので、自分の顔・頭部の形状や興じるスポーツ、天候や時間帯などに合ったスポーツサングラスを選ぶことが重要です。また、身近な人でスポーツやアウトドアを楽しむ人がいれば、OWNDAYSのギフトチケットでスポーツサングラスを贈ってみてはいかがでしょうか。

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