2025.06.17 | HOW TO

サングラスの種類はどんなものがある?似合う1本の選び方も紹介

サングラスの種類はどんなものがある?似合う1本の選び方も紹介

紫外線対策やファッションのアクセントとしておすすめのサングラス。フレームの形や色、機能などラインナップは多岐に渡り、選ぶアイテムによって見た目の印象や快適さが変わります。まぶしい日差しから目を保護してくれるサングラスは、デザインだけでなく機能にも着目して選ぶのがおすすめです。この記事では、サングラスの種類や特徴、選び方のポイントなどを詳しく解説します。

サングラスのフレーム形状の種類と特徴

はじめに、サングラスのフレーム形状の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。

ウェリントンは、レンズのフレームが逆台形のような形状をしており、リムの最上部と鼻にかけるブリッジ部分がつながっているのが特徴です。サングラスだけでなく、メガネの定番として、トレンドや時代を気にすることなく使えるタイプです。スクエアのようにかっちりとした印象も与えてくれる形状は、顔の形を選ばないので、どのような人にも合います。サングラス初心者の人にもおすすめのフレームです。

いわゆる丸メガネとも呼ばれている、フレームがカーブを描いた丸い形になっています。フレームは華奢で細身のものからやや幅のあるタイプなど豊富で、好みに合わせて選びやすい形です。色やフレームの幅によっては、優しく知的な印象を与えることもあればポップでかわいい印象を与えることもあります。特に、ポップな雰囲気は女性の間で近年人気が上昇しています。ラウンドは、ワイヤーフレームとセルフレームのどちらを選んでも個性的なイメージになるタイプです。四角い顔型をカバーしたい人に向いています。

スクエアとは、リムが横に長い四角形をしたタイプで、シャープで知的な印象を与えるデザインです。ビジネスシーンやフォーマルな場などシーンを選ばず幅広く使えます。また、年齢や性別に関係なく誰にでも合いやすく、ファッション性も高いデザインです。横に長い形状が顔をスマートに見せる効果があるため、丸顔の人におすすめのサングラスです。

ボストンは、丸みを持った逆三角形をしたフレームが特徴のデザインです。アメリカのボストンで生まれたことから、その名がついたといわれています。丸みが強いため全体的に柔らかい雰囲気を持ちながら、どこか知的な印象も与えてくれます。スーツスタイルはもちろん、カジュアルスタイルにもマッチするのでシーンを気にせずに使えます。年齢や男女を問わずに人気のあるフレームです。

オーバルは、横向きの卵を思わせる楕円形が特徴的なデザインです。柔らかく自然な印象を与えてくれるフレームの形で、強い印象を与えがちな逆三角形やベース型の顔の人におすすめです。やや角を持たせたデザインもあり、個性をプラスしたい場合にも活躍します。オーバルはベーシックな形なので顔になじみがよく、初めてサングラスを使う人でもかけやすい形です。

カラーレンズの種類と特徴

サングラスのレンズには多様なカラーがあります。カラーレンズは色に応じて特徴がさまざまです。ここからは、一般的なカラーレンズの種類とその特徴を紹介していきます。

ブラウンのレンズは、ブルー系の光を抑えてくれる役割を持っています。そのため、視界のコントラストを高めてくれます。ブラウンは肌の色に近いので顔になじみやすく、サングラスは初めてという人でも挑戦しやすいカラーです。かけた感じは落ち着いた印象になるので、ナチュラルなコーディネートに合わせたい時におすすめです。

グレーのレンズは、光を均一にカットしてくれるのが特徴で、全体的にまぶしさを抑えてくれる役割があります。濃さにもよりますが、かけていない時と比べて色調の変化が少なく、自然な視界を維持してくれるでしょう。そのため、長時間かけていても目が疲れにくいという特徴を持っています。淡いグレーだとクールな印象になりますが、濃いグレーを選ぶと大人っぽい雰囲気を出せます。

ブルーのレンズの特徴は、波長の長いイエローやオレンジ系の光をカットして眩しさを軽減してくれることです。コントラストを軽減してくれる効果があります。ブルーは、つけるだけでクールで知的な印象になります。また、体感温度を下げる働きがあり、夏のサングラスとしておすすめです。

グリーンのレンズは、レッド系やブルー系の色を適度に抑えてくれます。かけていない時と比べて見え方に差が少ないため、長時間かけていても目が疲れにくいカラーです。目元の肌色を明るくし、優しい印象にしてくれます。ドライブをはじめ、空や海、山とさまざまなシーンで活用できるでしょう。グリーンのレンズは落ち着いた雰囲気があり、都会的で洗練された大人っぽさを演出できます。

イエローのレンズは、コントラストを高める効果があるので、薄暗い場所でもクリアな視界を保ちます。特に夜間や曇天時のドライブに着用すると、対向車のヘッドライトや外灯による眩しさを抑えます。また、イエローのレンズは個性を引き出しだしてくれるため、ファッション性が高く、スタイリッシュなイメージを演出できます。派手さを抑えたい場合は、近似色のオレンジ系もおすすめです。

ピンクのレンズは、視界を明るくしてくれる上に、肌を血色よく見せてくれる効果があります。かけるだけで華やかになり、かわいらしい印象を持たせてくれるので女性におすすめです。眩しさを防ぐ効果はあまりありませんが、薄曇りや雨の日など視界をよくしたい時に向いています。機能性を重視するより、お洒落なアイテムとして用いられることが多いレンズです。

偏光レンズ・調光レンズの特徴や違い

サングラスのレンズには、多彩なカラーレンズの他に、「偏光レンズ」「調光レンズ」といった機能性を有するタイプがあります。この2つのレンズは機能や仕組みが異なるため、購入前に把握しておくことが大切です。
以下では、偏光レンズと調光レンズの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

偏光レンズ

偏光レンズ

偏光レンズとは、路面や水面、ガラスなどからの反射光をカットし、視界をクリアにしてくれるレンズです。レンズとレンズの間に「偏光膜」という特殊なフィルムが挟まれており、自分が見たい方向の自然光だけを通します。後述する調光レンズは、光の反射をカットする機能は備わっていません。また、使用に最適なシーンにも違いがあります。

メリット

偏光レンズは、光の乱反射によるまぶしさを軽減し、快適な視界が確保できるメリットがあります。運転中のフロントガラスの反射や、釣りでの水面の反射などを抑える機能が備わっており、目の疲れの予防にもつながります。偏光レンズは、釣りやスキー、ドライブなどのシーンにおすすめのレンズです。

デメリット

偏光レンズを使用すると、スマホやカーナビなどの液晶画面が見えにくくなる場合があります。例えば、見る角度により画面や文字が暗くなったり見えづらくなったりすることがあります。また、熱や水分に弱いため、高温の場所に長時間置いたり、水に濡れたまま放置したりしないよう注意が必要です。

調光レンズ

調光レンズ

調光レンズは、「感光物質」という紫外線により色が変化する物質が使われています。そのため、紫外線の量が多いと色が濃くなり、まぶしさを抑えてくれます。
一方、自然光が少ない屋内では、レンズの色がクリアになるのが特徴です。

メリット

調光レンズは、1つのメガネで屋内と屋外の両方に対応できるメリットがあります。メガネとサングラスをかけ替える手間が省けるため、荷物を減らせます。また、2役を1本でこなせる調光レンズを使用すれば、コストを抑えることも可能です。

デメリット

調光レンズは、紫外線の量によってレンズの色が自動で変化するため、そのタイミングを自分でコントロールできない点がデメリットです。例えば、車の運転中に使用したい場面であっても、フロントガラスが紫外線をカットするタイプの場合、レンズに色がつかない場合があります。また、濃い色や薄い色になるまで数十秒〜数分程度かかるため、急な明るさの変化に迅速に対応しにくい点にも注意が必要です。

失敗しないサングラスの選び方

サングラスを選ぶ際は、デザインだけでなく、顔とのバランスや使用目的、予算などを考慮して選ぶことが大切です。以下では、似合うサングラスを選ぶ5つのコツを紹介します。

顔型とのバランスを見る

サングラスを選ぶ時は、自分の顔の輪郭を把握したうえで、対照的な形状のフレームを選ぶと、顔全体のバランスが整いやすくなります。例えば、丸顔の人が丸みのあるフレームをかけると、顔の曲線が際立ちやすいため、角のあるデザインがおすすめです。面長顔と相性が良いのは、縦幅がしっかりあるフレームや丸みを帯びたデザインです。三角顔・四角顔の人にはやわらかい印象になるオーバル型が適しています。

顔の輪郭とメガネフレームの相性

丸顔丸顔 面長顔面長顔 四角顔四角顔 三角顔三角顔
スクエアフレームスクエア
ウェリントンフレームウェリントン
ボストンフレームボストン
クラウンパントフレームクラウンパント
ラウンドフレームラウンド
オーバルフレームオーバル

肌・髪の色に合うレンズカラーを選ぶ

肌や髪の色に合わせたレンズカラーを選ぶことも、サングラスを選ぶうえで大切です。肌や髪の色と相性の良いカラーを選ぶと、より自然な印象を与えられます。肌や髪の色は、イエローベースとブルーベースの2つに分類されます。黄みが強い「イエローベース」の場合、赤・オレンジ・黄色といった暖色系がなじみやすいです。一方、青みが強い「ブルーベース」の人は、青・グレー・紫などの寒色系を選ぶのがおすすめです。

イエローベース

イエローベース
似合うフレームカラー :暖色系
gold

ブルーベース

ブルーベース
似合うフレームカラー :寒色系
silver

使用シーンに応じて選ぶ

サングラスを使用するシーンに合わせて選ぶのも一つの方法です。例えば、釣りやスキーといったスポーツや、紫外線が気になるドライブなどでは、偏光レンズが適しています。室内と屋内を頻繁に移動する場合や荷物を減らしたい旅行などには、調光レンズがおすすめです。さらに、サングラスを長時間使用する人は、顔にフィットしやすく軽量なタイプを選ぶと良いでしょう。

好きなブランドで選ぶ

お気に入りのブランドからサングラスを選ぶのもおすすめです。憧れのブランドのサングラスをかけることで、満足度やファッション性を高められます。各ブランドにより、デザインや特徴に違いがあるため、普段のファッションとの相性も考慮して選びましょう。

予算に合わせて選ぶ

サングラスを選ぶ時に、予算に合わせて選ぶ方法もあります。サングラスは、手頃な価格のものから高価格のものまでさまざまな種類があります。「コスパ重視でサングラスを探す」「値段を気にせずデザイン重視で選ぶ」など、サングラス購入にあてられる費用について考えた上で選ぶと良いでしょう。

サングラスの種類や選び方を知り自分に合うものを選ぼう!

サングラスには豊富な種類があり、レンズのカラーや機能もさまざまです。デザインにも注目しながら、目的や顔とのバランス、肌や髪の色を考慮して選びましょう。
OWNDAYSでは、デザイン性の優れたフレームや、お好みのフレームと組み合わせられる豊富なラインナップのカラーレンズを取り揃えています。通常のレンズタイプであればフレーム表示金額の7,000円(税込)からサングラスを購入できるため、初めてサングラスを試したい人や、利用シーンに合わせて複数持ちたい人にもおすすめです。

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