2021.04.07 | HOW TO
メガネを初めて作るときの流れやポイントをご紹介!レンズやフレームの種類とは

初めてメガネを選びたいと思っている人のなかには、店舗に行く前にメガネを選ぶポイントを知りたいと思っている人もいるでしょう。メガネはファッションの一部とも捉えられており、たくさんの種類があります。あらかじめコツが分かっていると、後悔せずに自分に似合うメガネを選ぶことができるでしょう。この記事では、メガネを選ぶポイントを紹介します。
初めてメガネを作るときの視力チェックのポイント
視力矯正のためにメガネを選ぶ際には、まず視力チェックをする必要があります。視力チェックというと時間がかかりそうですが、必ずしも眼科を受診しなくても、メガネ販売店などで視力チェックをしてもらうことも可能です。視力矯正用でも、メガネを作りたいと思った時に直接メガネ販売店に行けるのは便利でしょう。視力チェックでは近視や遠視、乱視などの基本的な測定や、両眼の視力バランスなどを測定していきます。店舗ではきちんと研修を受けた店員が対応します。普段の見えにくさやメガネによってどの程度の視力に改善したいのか、いつメガネをかけるのかなど、不安や希望がある場合はこの時点で伝えておきましょう。
ただし、普段の生活で眼病の不安があったり白内障などが疑われたりする場合には、眼科受診をすすめられるケースもあります。メガネを選ぶ前に、目の症状で気になることがある場合は、後回しにせず眼科を受診しましょう。
初めてメガネを作るときのポイント
ここでは、店舗に行く前に知っておきたいメガネを選ぶ際のポイントを紹介していきます。
フレームの形状と特徴
メガネのフレームには、主に6つの形状があります。
オーバル型
オーバル型はオーソドックスなメガネの形状といわれています。横長の丸形であり、年齢や流行を問わず常に人気のデザインです。目の距離や顔型を選ばず、万人に似合いやすいのが人気の理由の1つでしょう。オーバル型のフレームは、かけると顔に柔らかな印象を与えます。王道とはいえ、色や素材によってもかなり印象や存在感が変わるので、個性的なものを好む人にも合う場合があります。
スクエア型
スクエア型は、四角型フレームで天地幅が狭いメガネのことです。男性から好まれることが多いフレームです。シャープで知的な印象を与えるため、丸顔の人にも似合うでしょう。スクエア型にも、リムが全面にあるものや上部だけ、下部だけなど、バリエーションがたくさんあり、選択肢が豊富です。
バレル型
バレル型は、「スクエア型」と「オーバル型」の中間のような形のメガネです。樽のような形をしており、六角形に見えることが特徴で、角に丸みのあるタイプや角張っているタイプもあります。女性からの人気の高いメガネです。
ウェリントン型
ウェリントン型は、天地幅が広く、四角型フレームですが丸みを持っているデザインで知的なイメージを与えます。色や柄によってもカジュアルで若々しい印象をもたらすでしょう。フレームが大きめであるため、小顔効果も期待できます。
ボストン型
ボストン型は、下が少し細くなっている丸型のメガネです。レトロな印象があり、若々しく活動的な印象を与えます。形がとがっていないので、こちらも柔らかい雰囲気を与えるでしょう。面長の人には、顔を短く見せる効果があります。おしゃれな男性からも注目が集まっています。
ラウンド型
ラウンド型は、円形のフレームです。若く可愛らしい印象を与えるのが特徴です。流行を繰り返し、多くの著名人からも愛されてきたフレームです。ファッション性も高く、おしゃれのポイントとして取り入れる人も多いでしょう。個性的になりすぎハードルが高いと思われがちですが、実はどの骨格にも合いやすい形です。
フレームの素材と特徴
フレームの素材も、メガネの印象を決める重要なポイントです。
セルフレーム
セルフレームは、合成樹脂でできたプラスチック素材です。色の種類が豊富で、カジュアルな印象を与えます。ツヤのある仕上がりが特徴で、衝撃やゆがみに強いのも魅力です。
メタルフレーム
メタルフレームには、チタンや形状記憶合金、アルミニウムなどの軽量で丈夫な素材が用いられます。とりわけチタンは錆びにくく、金属アレルギーの心配もないのでよく使われる素材で、とても軽いためメガネをかけていても疲れにくいという特徴があります。
コンビフレーム
コンビフレームは、複数の素材を合わせたものです。金属と、メガネのフロント部分にプラスチック素材を合わせたものなどがあります。デザインの幅が広がり、色も豊富です。カジュアルすぎず、かつ、フォーマルすぎないスタイルを演出することが可能で、ファッションアイテムとしても人気です。
樹脂フレーム
樹脂フレームは、なんといっても弾力性が優れており、軽いうえに経年変化の起こりにくいフレームを実現します。色の出具合や質感などもメタルフレームやセルフレームとは異なります。また、肌への負担が少ない素材といわれています。
リムの形状と特徴
リムとは、レンズを固定しているふちの部分で、メガネの印象をがらっと変えることができます。
フルリム
フルリムは、メガネのフロント部分が全てふちどられているものです。最もオーソドックスで、フレームの素材も種類が豊富にあります。レンズ全体がふちどられているため強度が高いのが特徴です。また、フレームの存在感が大きくなるので、色や素材、形で顔の印象を大きく変えることができます。
ナイロール
ナイロールはレンズの上半分だけふちがあるタイプです。リムがない部分に溝が掘られており、そこにナイロン糸を通してレンズを固定する仕組みです。フルリムほどメガネフレームの強調がなく、顔をすっきり見せてくれます。
アンダーリム
アンダーリムはレンズの下半分だけふちがあるタイプです。ナイロールと同様、フルリムほどメガネフレームの強調がなく、顔をすっきり見せてくれます。面長の人には、レンズの上半分にラインがないため、顔の上の部分が広く見えやすく、面長な印象をカモフラージュしてくれる効果があります。
ツーポイント
ツーポイントは、レンズのまわりにふちがなく、レンズ自体に穴を開けて固定するタイプです。顔のイメージをがらっと変えることなく、自然な印象を与えるでしょう。また、リムがないため視界が広く、初めてでも違和感なくメガネをつけていられます。ただし、強度の面では他のタイプに劣り、レンズが壊れやすくなります。
メガネを試着したときに確認したいポイント
メガネを試着したときには、自身の顔の形や骨格にメガネが合っているか確認しましょう。視力矯正のために仕方なくかけなければいけない場合でも、自分に似合ったデザインや色を見つけると毎日つけるのが嬉しくなります。メガネによって自分の新しい一面を見出せるかもしれません。選び方に不安がある場合は、店員に相談してもよいでしょう。社会人の場合は、ビジネスなどの利用したいシーンに適したメガネであるかも考慮します。デザインが好きで選んでも、よく使うシーンで浮いてしまうようでは使いにくくなってしまいます。実用性も加味して判断することが大切です。
実際に試着したときにずれたり落下したりする恐れがないかもチェックしておきましょう。メガネはレンズがあるため、多くは重心が前側にあります。そのため、メガネの重心の位置などは適切かを確認する必要があります。同じメガネであっても、耳の位置や頭部の幅など、個人によって大きな差が出るでしょう。また、フレームのタイプによってもフィットするように調節できるものとできないものがあります。メガネを試着したら姿勢を変えて頭部を動かしてみたり、歩いてみたりしてフィット感を試してみましょう。メガネは長時間かけるものです。頻繁にずれたり落下したりするようでは、使いにくく毎日装着するのが面倒になってしまいます。気になった点は店員に確認しておきましょう。
自身に最適なメガネを選んでみよう!
メガネは視力を矯正するだけでなく、自分をより素敵に見せるファッションアイテムでもあります。フレームの形状や材質なども確認しながら、自身に最適なメガネを選んでみましょう。OWNDAYSはファッション性豊かなメガネフレームが人気で、オンラインストアや店舗でも購入できます。ぜひウェブや最寄り店舗をチェックしてみましょう。