vol. 01 JUN HAGANนายแบบและนักออกแบบ
OWNDAYS MEETS 第1回目のゲストはモデルであり、自ら立ち上げた HAGAN[GARMENT]POETS のデザイナーでもある JUN HAGAN さん。第一線のモデルとして活躍しながらも、新しいことへのチャレンジを続けてきたその道程やこれからについてお話をうかがいました。
JUN HAGAN
นายแบบและนักออกแบบ
ニュージランド生まれ。‘98年に上京したのち、数々のファッション誌、カタログ、広告などのモデルとして活躍。また東京コレクションを始め、ミラノ、パリといったランウェイを経験する。2008年にシグネチャーブランド "HAGAN"、2010年にはコレクションブランド "The River" を立ち上げる。現在は自身のブランド "HAGAN[GARMENT]POETS" のアイテムを展開中。
モデルのお仕事を始めるまでのことを教えてください。
ニュージーランドで生まれて、幼少期は大阪で育ったのでイントネーションは少し大阪弁が入ってるかも。
小さい頃から音楽が大好きで、小学生くらいの頃からバンドをやっていたり、いつか音楽の仕事がしたいとずっと思っていました。
でも知り合いのライブハウスで音響の仕事を手伝っていたとき、何度か「モデルをやってみない?」と誘われたのがきっかけで東京へ行くことに決めました。
東京に出てきたのは1998年。15歳の時のこと。
最初はカタログの仕事でしたね。
15歳で単身東京へ出てきたんですね。
時々寂しさを感じることもあったけど、一人での東京の生活にもすぐに慣れました。
友達もできたし、とにかく毎日が新鮮で刺激的。
よくこの辺りで飲んだり、みんなでぼくの家に集まって馬鹿騒ぎをしてたから、街も当時の家にも、すごく思い入れがあります。
初めて住んだ街は祐天寺で、最初は土地勘なんて全然なかったから、知らない道を歩きながら、少しずつ街のことを発見してく感じ。
抜け道を見つけて、商店街に出たりして、しばらくしたら声をかけてくれる人もできた。
仕事にいくときや遊びにいくとき、ただ外の空気を吸いたいとき、考えに詰まったときのリフレッシュだったり、よく歩いてました。
友達と一緒のときは勝手に近所のパトロールだ、なんて言ったりして。
この辺を歩くのが好きでしたね。
仕事だけじゃなくて、色々なことにチャレンジをしてきたようですね。
モデルは仕事としてやっていましたが、小さい頃から絵を描いたり、バンドだったり、やりたいことがたくさんあった。
小学生のとき、親戚や祖母が通っていた絵の教室に行っていたことがあって、その頃から自分の好きなようによく絵を描いていました。
音楽も父がドラムをやっていた影響もあって、物心ついたときにはギターやベースを弾いていたんです。
チャレンジというか、表現することが好きでライフワークとして自然とそこに向かっていった感じですね。
自分のブランドを立ち上げたきっかけについて教えてください。
モデルの仕事を始めたときと同じで、知り合いに「洋服作らない?」と声をかけられたのがきっかけです。
ファッションは好きだし、デザインにも興味があったから、真剣にやってみたいって思って、一度モデルの仕事を止めて取り組みました。
もうかれこれ6年くらいモデルの仕事はやっていないんです。
それから「旅」をテーマにしたファッションブランド HAGAN を立ち上げました。
ご自身の名前がブランド名になっているんですね。
そうですね。やっぱり自分を表現していく、自分の中にある何かを形にしてくということで HAGAN をブランド名にしました。
今は大阪に拠点を移して、HAGAN をブラッシュアップした HAGAN[GARMENT]POETS の展開に真剣に向き合っています。
固定概念に捕らわれず、洋服やインテリアファブリック、一つ一つのアイテムにこだわって、とにかくものづくりを追求していきたいですね。
今は大阪に拠点を移されたとのことですが、最後に久しぶりのこの街はいかがですか?
15年前と比べるとこの街も随分お洒落になったなと感じますね。
あそこに高いビルが建ったり、昔とはすっかり違う景色になったけど、この道を通れば今でも声をかけてくれる人がいるし、自分から声をかける人もいる。
そこにいる犬だって昔からずっといるし、懐かしいというか、僕はここにいたんだっていう感じがしますね。インタビュー:2013年11月
Guest Select
このメガネはファーストインプレッション、直感で選んだ。目は悪くないからメガネはアイウェア、ファッションとしてたまにかけています。
最近は丸いメガネが好きだから、この型は色もデザインもすごく気に入りました。
- 品番
- OB1011
- カラー
- C2 Havana