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2020.08.19 | HOW TO

メガネのレンズ選びに欠かせない!レンズの屈折率について徹底解説!

レンズの屈折率といわれても、あまりピンとこない人が多いのではないでしょうか。実は、メガネのレンズ選びにおいて屈折率は重要なポイントですので、知っておくに越したことはありません。この記事では、レンズの屈折率とはどのようなものなのか、メガネと屈折率の関係、レンズの種類とそれぞれの特徴などについて紹介します。

屈折率とはどのようなものか

光には、ある物質から違う物質を通るときに境界の部分で屈折するという性質があります。メガネのレンズの場合は、光が空気中を通ってレンズにあたるときつまり空気とレンズの境界の部分で屈折が起こります。どのくらい屈折するのかという度合いを数値化したものが屈折率であり、物質の素材によって屈折率は異なります。同じ素材であれば、物質に厚みがあればあるほど光が通過するときに大きく屈折します。ほとんどのメガネ屋では、数字で屈折率を表記しているため目にしたことがある人もいるでしょう。屈折率の数字が大きいほど、屈折率が高いことを示しています。つまり、屈折率1.50よりも1.74のレンズのほうが屈折率が高いということです。

メガネと屈折率の関係

屈折率の高い素材と低い素材それぞれのレンズを同じ距離で焦点が合うようにすると、屈折率が高い素材は低い素材に比べて厚みを抑えることができます。そのため、屈折率が高ければ高いほどレンズの厚みを抑えて薄いレンズを作ることが可能なのです。一般的なメガネ屋で取り扱っているプラスチックレンズの屈折率の範囲は、1.50から1.74程度です。

屈折率

屈折率が高くなるほど、レンズが薄く歪みがすくない。

単焦点レンズと累進レンズ

メガネのレンズには、大きく分けて単焦点レンズと累進レンズの2種類があります。一般的に、遠くのものが見えにくくなったと感じたり手元のものが見えにくくなったと感じたりして作るメガネの場合は、単焦点レンズを使用します。単焦点レンズは、1枚のレンズに1つの補正機能を持たせるものです。近視の人には近視用、遠視の人には遠視用、乱視の人には乱視用と、単焦点レンズではどれか1つの視力補正しかできません。

これに対し、累進レンズとは一般的に遠近両用と呼ばれるレンズのことです。累進レンズは、レンズの上部に遠くを見るための度を入れてレンズの下部に手元を見るための度を入れることによって、1枚のレンズで遠くから手元まで見えるように設計されています。このため、複数の視力補正が可能となっており、メガネを掛けたり外したりする手間を省くことができます。累進レンズは、単焦点レンズとの違いが見た目ではわからないため、老眼鏡を掛けているのが恥ずかしいと感じる人にとっても使いやすいものとなっています。

  • 単焦点レンズ
    (遠用・近用)

    全体に均一な度数が
    施されている

  • 累進レンズ
    (遠近・中近など)

    レンズの上部と下部で
    度数が異なる

メガネのレンズの種類

メガネのレンズには単焦点レンズと累進レンズの2種類があると述べましたが、さらにそのなかでも2種類に分けられます。それぞれのレンズの種類と特徴について紹介します。

種類1:球面レンズ

球面レンズとは、レンズを横から見たときに丸くカーブを描くような形に設計されているレンズのことです。球面レンズは非球面レンズに比べて安価であるため、追加料金なしの標準レンズとしてひと昔前までは一般的に使われていました。

球面レンズには、レンズの外側にいけばいくほどゆがみが大きくなるという特性があります。そのゆがみのせいで、球面レンズのメガネを掛けると実際よりも目が小さく見えるなどのデメリットがあります。ただし、小さなフレームであれば外側部分がカットされ、それほどゆがみは発生しません。球面レンズを使用する場合には、フレームの大きさを工夫するとよいでしょう。

種類2:非球面レンズ

非球面レンズとは、レンズ外面のカーブを非球面に設計しているレンズのことです。球面レンズと比べると周辺部のゆがみが少なく、薄くて軽いレンズに仕上げることができるという特徴があります。近年では非球面レンズが主流になってきていますが、オプションとして追加料金を取るメガネ屋も多く、球面レンズよりも価格が高くなりやすいのがデメリットでしょう。

屈折率が高いレンズのデメリット

屈折率が高ければ高いほどよいと思っている人もいるでしょうが、屈折率が高いレンズにはデメリットも存在します。屈折率が高いレンズのデメリット1つ目は、屈折率が高ければ高いほどレンズの素材が重くなることです。レンズを薄くすることである程度軽量化はできますが、重い素材のレンズを長時間使うことで疲れやすくなる可能性もあるでしょう。

2つ目は、色のにじみが出やすくなることです。光はさまざまな色の集合体であり、すべての色が同時に目に届くことによってはっきりとした色が認識できます。しかし、屈折率の高いレンズを通すと、目に届くまでにそれぞれの色がバラバラになってしまい、色のにじみを生み出すことがあるのです。色がにじむと、せっかく視力を矯正しているにもかかわらず、ぼやけて見えたり鮮明でないように見えたりします。

あまり度数が強くないレンズの場合には、屈折率が低いレンズでも厚くならないため、屈折率を高くしてもレンズの厚みがほとんど変わらないこともあるでしょう。レンズの厚みが変わらないのに屈折率が高いことによるデメリットがあるのは、トータルで良い状況とは言えません。屈折率は誰にとっても高ければ高いほどよいわけではなく、自分の視力に合った屈折率のレンズを選ぶことが大切なのです。また、フレームのないタイプのメガネの場合などは、レンズが薄すぎると強度に問題が出る可能性があります。フレームの形状によっても、最適なレンズは変わります。

レンズの特性を理解して最適な屈折率のレンズを選ぼう!

屈折率を高くすれば薄いレンズを作ることができますが、レンズを選ぶときには自分の視力に合った屈折率の範囲でレンズを選ぶことが重要です。OWNDAYSならば、さまざまなラインナップのレンズから自分に最適なレンズを選ぶことができます。非球面レンズの追加料金はないため、度数が高い人でも安心して気に入ったメガネを見つけることができるのではないでしょうか。

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