2024.02.14 | HOW TO
ランニング時にサングラスをするとよい理由は?上手な選び方も知ろう!
健康や美容のためにランニングをしている、あるいはランニングを始めることを検討している人は少なくないでしょう。特に日中にランニングをすることが多いのであればサングラスの着用をおすすめします。サングラスの着用にはさまざまなメリットがあります。この記事では、具体的なメリットやランニング用サングラスの選び方に加え、スポーツシーンにおすすめのサングラスを紹介します。
ランニングでサングラスを使用するメリット
まずはランニング時にサングラスをかけるメリットを紹介します。初心者はもちろん本格的に取り組みたいと考える人まで、ランニングをするのであれば誰でもサングラスのメリットを感じることができるでしょう。
紫外線から目を保護できる
屋外で運動をすると、太陽から降り注ぐ紫外線の影響を少なからず受けることになります。紫外線が目から吸収されると角膜で大量に活性酸素が発生。これが、疲労の原因となることがあるのです。サングラスをかけずにランニングをするとすぐに体が疲れてしまう人は、活性酸素が過剰に発生してしまったことが原因と考えるとよいでしょう。サングラスは、この疲労を引き起こす紫外線の影響を防ぐ役割があります。目へのダメージを軽減することで、何も着用していないときと比べても疲労を感じづらくなります。
視界不良を防ぎ安全を確保できる
すでにランニングを日常的にしている人であれば、何かにつまずいて危ない思いをした経験があるのではないでしょうか。視界不良の原因はいくつか考えられますが、光の乱反射によるものも少なくありません。太陽の光や街灯、自動車のライトなどが道路、壁、鏡、窓ガラス、水たまりなどに反射し、地面の凹凸や障害物などを見えづらくさせてしまうのです。サングラスを着用すると、この光の乱反射による視界不良を防ぐことができます。特に、突然光が視界に飛び込んでくると、目の前が真っ白になることがあり非常に危険です。サングラスを着用していれば、良好な視界を保ち転倒や事故のリスクを下げられます。
ランニングに集中しやすい
紫外線から目を保護して疲れを感じづらくしながら、視界不良を防ぎ安全を確保できるなどのメリットがあるサングラス。さらに、ホコリや小さな虫が目に入ることも防げます。こうした不快な状況やリスクを回避することができれば、ランニングに集中することができます。また、大会に参加したり街中を走ったりするときに、周囲の視線を気にせず走れるメリットもあります。自分のパフォーマンスに意識を集中させることができるため、記録の向上や正しいフォームでの走りにも貢献してくれます。
ランニング用サングラスはどう選んだらいい?
サングラスであれば、どれでもOKというわけではありません。ランニングに適したサングラスを選ぶ必要があります。具体的にどのようなサングラスがよいのか、選ぶ際のチェックポイントを3つ紹介します。
UVカット性能
サングラスの最大のメリットと言ってもよい紫外線への対策ですが、その性能は商品によって異なります。紫外線は「UV」と表記されますが、このUV対策がしっかりとされたサングラスを選びましょう。サングラスを選ぶ際は「UVカット率(紫外線カット率)」に注目します。100%に近づくほど紫外線防御効果が高くなると覚えておきましょう。
商品によっては「紫外線透過率」を表記しているものもあります。これは、レンズがどれだけ紫外線を透過するかを示す数値です。UVカット率とは逆に、数値が小さくなればなるほど紫外線を通さないため、1.0%以下の商品を目安に選ぶとよいでしょう。また「UV400」や「UV380」などの英数字が記載されている商品もあります。この数字が示すのは紫外線の波長です。UV400の記載があれば紫外線カット率は99%以上となるため、よりUVカット性能を重視する人はUV400のサングラスを選択することをおすすめします。
フレームの形、フィット感
太陽の光やホコリなどからのストレスを防ぐことができても、走っている最中にズレたり違和感を覚えたりすれば、サングラスのメリットが半減してしまいます。フレームの形もしっかりと確認しながら選ぶことが重要です。サングラスは、顔の形に合うものを選んでください。フィット感を重視して選ぶことで、走行中のストレスを感じずに済むでしょう。頬骨、こめかみ、耳などに痛みや違和感がないか、鼻パッドのフィット感も意識しながら選んでみましょう。
また、フレームが過剰に視界に入らないことも重要です。視界を良好にするためのサングラスが視界を狭めてしまっては意味がありません。気にならない程度なら問題ありませんが、着用時に視野が狭くなる感覚があれば、異なるフレームを試してみることをおすすめします。海外製のサングラスは、日本人の顔に合わないケースが少なくありません。もし海外メーカーの商品がしっくりとこないようであれば、アジア人向けに作られたアジアンフィットモデルを試してみましょう。
見た目の格好よさだけで選ぶと自分の顔とフィットせずに、サングラス着用のメリットが十分に得られません。走っている最中にサングラスに何度も触らなくてよい程度にフィットする商品を選ぶことが大切です。
重さ
意外と軽視されがちなポイントが重さです。多くの商品は軽量化されているものの、商品ごとに数gずつ重さが異なります。商品を選ぶ際はほとんど気にならない差ですが、実際に着用して長時間ランニングをすると、次第にその重さの違いが響きます。他の性能にもよりますが、できる限り軽いサングラスを選ぶことをおすすめします。軽量であるほど安定感が増し、フィット感も継続します。快適な走りを目指すのであれば、20g台のサングラスがおすすめです。着用感とのバランスも考慮しながら選んでみてください。
レンズの機能性
レンズの機能性にも注目してみましょう。スポーツサングラスによく使用されるレンズの種類は、主に「偏光レンズ」と「調光レンズ」に分けられます。
偏光レンズ
偏光レンズは、レンズとレンズの間に偏光フィルターと呼ばれる特殊なフィルターが挟み込まれていて、日光のまぶしさを抑えるだけでなく、乱反射する光を抑える機能をもちます。ランニング時に不意に飛び込んでくる光の乱反射は、事故やケガの原因にもなります。偏光レンズのサングラスを着用することで視界を良好に保つことができるでしょう。眩しさが軽減され、景色や標識などが見えづらくなることもありません。天気のよい日や、街路樹や建物などが少ない海辺や山道でのランニング、レジャーなどにも偏光レンズのサングラスがおすすめです。
調光レンズ
調光レンズとは、紫外線の量によって色の濃さが変わるレンズのことです。紫外線の多いシーンではレンズの色が濃くなり、少ないシーンではレンズの色がクリアに近くなります。常に快適な視界を保ちながらランニングすることが可能です。天候の変化が激しい季節や地域を走るときや、トンネルなどを通ることの多い場合に向いているレンズと言えるでしょう。また、昼間・夜間どちらでも着用可能です。ランニングをする時間帯が定まっていない人は、調光レンズのサングラスを1つもっておくと重宝します。
スポーツシーンにおすすめのサングラス3選!
ランニングをはじめとしたスポーツシーンで活用できる、おすすめのサングラスを3つ紹介します。それぞれの特徴を把握したうえで、お気に入りのサングラスを選んでみましょう。
テンプルの内側がラバー素材なのでズレにくい!
SUN2107N-4S ¥8,000税込
「SUN2107N-4S」はスポーツタイプのスクエアフレームで、軽量で弾力性・耐久性が高い樹脂「TR-90」を使用しています。テンプルの内側にはラバー素材が使われているため、ズレにくく、アクティブなシーンにおすすめの1本です。
紫外線量でレンズの濃淡が変化する2WAYグラス
SUN2105B-4S ¥6,000税込
「SUN2105B-4S」は、紫外線量によってレンズの濃淡が変化する調光レンズを使用した2WAYグラスです。掛け外しの手間がなく、荷物を減らしたいアウトドアシーンにもおすすめです。シンプルでクセのないウエリントン型なので伊達メガネとしても使いやすい1本です。
軽くて丈夫な軽量ボストンフレーム!
SUN2093T-2S ¥6,000税込
「SUN2093T-2S」は、ボストンタイプのコンビネーションサングラスで、軽量かつ耐久性の高い樹脂素材であるTR90を使用して作られています。ブラウンデミ、パープル、ベージュの3色展開で、派手さはないものの上品な雰囲気が感じられるサングラスです。長時間快適に使えるので、1本あると便利なサングラスです。
サングラスをかけて快適な走りを実現させよう!
ランニング時のサングラス着用は良好な視界を保ち、ランニングに集中できるメリットがあります。機能性の高い商品やフィットするサングラスを選ぶことで、より快適なスポーツライフが送れるでしょう。OWNDAYSでは、店舗やオンラインストアで使えるギフトチケットを用意しています。自由に金額を設定し、メッセージを添えてLINEやメール、SNSなどで送ることができるので、ぜひプレゼントなどにご利用ください。