2025.02.26 | HOW TO

遠近両用メガネに慣れるコツは?初めての不安を解消する方法を解説

遠近両用メガネに慣れるコツは?初めての不安を解消する方法を解説

遠近両用メガネは、「慣れるまで時間がかかりそう」「使いこなすのが難しい」とイメージする人も多いでしょう。確かに遠近両用メガネを初めて使用する場合、違和感を覚えて戸惑うことが少なくありません。しかし、正しい知識やコツを身に着けておけば、上記のような不安は軽減できる可能性があります。この記事では、遠近両用メガネにスムーズに慣れる方法や選び方のコツなどを詳しく解説します。万が一慣れない場合の対処法も紹介するので、最適なメガネを選ぶ際の参考にしてください。

遠近両用メガネに慣れるまでに時間が必要な理由

遠近両用メガネは、近くから遠くまでの見え方を1枚のレンズで補正できる設計になっています。しかし、初めて使用する際には視界がぼやけたり揺れを感じたりすることがあり、慣れるまでに時間がかかる場合があります。以下では、遠近両用メガネに慣れるまでに時間を要する理由について詳しく解説します。

遠近両用メガネは視線の移動で見え方が変わる構造

1本のメガネで遠くも近くも快適に見ることができるレンズ

遠近両用メガネは、レンズの上部に遠用(遠くを見るため)の度数、下部に近用(近くをみるため)の度数が組み込まれています。近年、遠近両用レンズの主流となっている累進レンズは、遠近の度数が徐々に変化する構造となっており、視線を上下に動かすことで遠くも近くも見ることができます。

上記の構造により、複数のメガネをかけ替えることなく、1つのメガネでさまざまな距離に対応が可能です。しかし、レンズの端の部分が歪んで見えたり、視界が狭く感じたりすることがあるため、違和感に慣れるまでにある程度の時間が必要となります。

遠用と近用の度数の差が小さいうちにかけ始めるのがおすすめ

遠近両用メガネに慣れるまでの期間は、レンズの構造だけでなく、遠用度数と近用度数の差も影響します。一般的に、遠用と近用の度数差が小さいほど、視界の歪みや揺れが少なく、違和感を感じにくい傾向があります。

そのため、老眼を感じ始めた初期の度数差が比較的小さいうちに遠近両用メガネを使い始めると、見え方の変化に順応しやすくなります。早めに取り入れ、徐々に度数を調整していくことが、快適なメガネ生活を送るために大切です。

遠近両用メガネに慣れるまでの期間は?

遠近両用メガネに慣れるまでの期間は、個人により異なりますが、数日から数週間程度かかるとされています。遠近両用メガネは、近用や遠用専用の単焦点メガネとは異なる見え方になるため、使い方にコツが必要です。短期間で使いこなせる場合もあれば、慣れるまで1カ月以上かかるケースもあります。

特に、年齢を重ねてから遠近両用メガネを使い始めると、慣れるのに時間がかかる傾向があるため、手元が見づらいと感じたら早い段階で使い始めるのがおすすめです。

遠近両用メガネに慣れるためのコツ・注意点

上述の通り、遠近両用メガネに慣れるには時間を要し、最初は違和感を覚えることがあります。しかし、事前に慣れるためのコツや注意点を把握しておくと、比較的スムーズに順応できる場合があります。以下では、遠近両用メガネを使い始める前の心構えや、使用時の注意点などを解説します。

初期の違和感は自然なことと受け止め焦らない

遠近両用メガネを初めてかけると、視界の歪みや距離感のズレを感じたり、目が疲れたりすることがあります。これらの初期の違和感は、見え方に慣れていないために起こる自然な症状であり、異常ではありません。そのため、「最初はこういうもの」と理解しておくと、心理的な不安が和らぎます。慣れるまでの過程で起きる初期症状だと割り切り、焦らず時間をかけて適応していく心構えが大切です。

まずは短時間の使用から始める

遠近両用メガネを初めて使用する時は、短時間からスタートし、徐々に使用時間を伸ばしていきましょう。まずは室内で数時間程度から使用を開始します。平坦な場所での移動も練習し、慣れてきたら階段の上り下りの練習を始めます。階段の移動を練習する際は、安全のために手すりを持って行うことが大切です。段階的に使用時間を増やしていき、焦らず活動範囲を広げていきましょう。

正しい使い方を習得する

徐々に活動範囲を広げながら、遠近両用メガネの正しい使い方を練習するのがおすすめです。視線や頭の動かし方を練習すると、レンズの遠用と近用部分を適切に利用できるようになります。

例えば、遠くを見る時は視線は動かさず少しあごを引いて見る、近くを見る時は、視線はそのままであごを少し上げて見るといったコツを習得します。これらの動作を繰り返し練習すると、視界の違和感を減らし、快適に遠近両用メガネを使用できるようになります。

遠くを見る時

遠くを見る時

中間を見る時

中間を見る時

近くを見る時

近くを見る時

外出・夜間運転は室内での使用に慣れてから始める

遠近両用メガネに慣れるまでは、外出や夜間の運転には注意が必要です。遠近両用レンズは、視線の移動で度数が変化するため、慣れていない状態で屋外へ出ると、足元がぼやけたり周囲の状況が把握しにくくなる可能性があり危険です。

また、慣れないままの夜間運転は見えにくさが目の疲れを引き起こし、集中力が低下して事故を引き起こすリスクもあります。安全を確保するためにも、無理な外出や運転は避けるように心がけましょう。

遠近両用メガネの選び方

遠近両用メガネを使用する際は、使用用途や視力の状態に合わせたレンズ選びが大切です。また、初めて利用する際には、フレームの上下幅が広いタイプを選ぶと、歪みや違和感を軽減することができます。以下では、遠近両用メガネの選び方のコツを詳しく解説します。

使うシーンに合わせた遠近両用レンズを選ぶ

遠近両用メガネは、調整する度数により見えやすくなる範囲が異なるため、使用するシーンに合わせたレンズを選ぶことが大切です。遠近両用レンズの種類には、一般的な「遠近両用レンズ」、中間と近距離が見やすくなる「中近両用」、近方に特化した「近近両用」などがあります。

例えば、パソコン作業が多い人は近近両用メガネ、運転時に使用したい人は遠近両用メガネがおすすめです。見えにくい眼鏡を使っていると、目の疲労が肩こりや偏頭痛の原因となることがあるため、ライフスタイルや使用目的に合わせた、見えやすいレンズと度数を選ぶことが大切です。

メガネを掛け替えることなく、遠くから手元まで見えやすくなるレンズです。屋外や遠くを見ることが多い方におすすめ。

レンズの設計イメージとよく見える範囲

遠近両用レンズの設計イメージ
遠近両用レンズのよく見える範囲

少し離れた距離から手元までが見えやすくなるよう設計された、室内の生活に適したレンズです。室内にいる時間が長い方におすすめ。

レンズの設計イメージとよく見える範囲

中近両用レンズの設計イメージ
中近両用レンズのよく見える範囲

パソコンやスマホなど、手元から少し先までが見えやすくなるレンズです。近くて細かなものを見る方におすすめ。

レンズの設計イメージとよく見える範囲

近近両用レンズの設計イメージ
近近両用レンズのよく見える範囲

乱視や近視が強い場合はレンズのグレードを上げることも検討しよう

乱視や近視の度数が強い人、またはより快適な見え方を求める人は、レンズのグレードを上げることも選択肢の一つです。レンズのグレードを上げると追加料金が発生しますが、一般的な遠近両用レンズに比べて視界がクリアになり、遠近両用メガネへの適応期間を短縮できるメリットがあります。

OWNDAYSでは、一般的な「遠近両用レンズ」の他、両面制御設計の「プレミアム遠近両用レンズ」や「カスタムメイド遠近両用レンズ」の3種類のレンズをご用意しています。各レンズによってより構造や機能に違いがあり、快適に使うためには適切なレンズ選びが欠かせません。そのため、視力の状態や予算、用途などを考慮しながら自分に合うレンズを選びましょう。

遠近両用レンズ

追加料金¥0
遠近の度数の差が比較的小さく、とにかく遠近両用レンズを一度試してみたい方向け
内面累進設計
OWNDAYS 独自の内面累進設計でユレ・ユガミをおさえたレンズ

プレミアム
遠近両用レンズ

追加料金¥6,000
近視や乱視が強めでも、遠くも手元も快適に見たい方向け
両面制御設計
視野が広く、ユレ・ユガミを感じにくい設計で、長時間使っても疲れにくいレンズ

カスタムメイド
遠近両用レンズ

追加料金¥12,000
近視や乱視が強め、遠近の度数の差が大きく、日常で長時間メガネを使う方向け
両面制御設計
最新測定システムで個別データを計測。お客様に合わせたカスタムメイドレンズ

利用に抵抗がある人も大丈夫!OWNDAYSで見つかるおしゃれな遠近両用フレーム

遠近両用メガネは「おしゃれじゃない」「老眼鏡のような見た目になるのでは」と心配している人もいるかもしれません。しかし、OWNDAYSでは一見すると遠近両用メガネとはわからないさまざまなデザインのフレームをご用意しています。おしゃれを楽しみながら、快適な視野も手に入れたい方は、ぜひOWNDAYSにご相談ください。

遠近両用メガネに慣れない時の対処法は?

遠近両用メガネを使い始めてもなかなか慣れない場合、見え方や装着感に違和感がある場合には、適切に対処すると問題を解決できる可能性があります。以下では、遠近両用メガネを使用する中で起こる問題と、その対処法を紹介します。

見え方に違和感が続く場合は店舗で度数調整を行う

1枚のレンズで遠近の見え方をカバーする遠近両用メガネは、初回の調整で見え方をぴったり合わせるのが難しい場合があります。そのため、メガネ作成後に何度か度数の微調整が必要となるケースが少なくありません。

OWNDAYSでは、初めて遠近両用メガネを使用する人でも安心して試していただける手厚い保証をご用意しています。

OWNDAYS 安心アフターサービス

OWNDAYS 安心アフターサービス

購入から1年間であれば「交換保証」の中で合計2回まで度数の交換ができ、購入から1カ月以内は、フレームのデザインを変更が可能です。また、見た目や機能がイメージと違った場合は、購入後1年以内であれば通常のレンズに交換できます。

メガネが安定しない場合はフレームを調整する

遠近両用メガネが安定しない場合、メガネ専門店に相談すると快適に利用できるようになる場合があります。例えば、レンズの位置や角度がずれていると、違和感が生じることがあります。この場合、鼻パッドやテンプルの微調整を行えばかけ心地が良くなる可能性があるので、メガネ専門店での調整がおすすめです。OWNDAYSでは、クリーニング・フィッティング・メンテナンスは何度でも無料です。専門スタッフが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

当日でもOK!待ち時間を軽減!来店予約がおすすめです。

WEBでかんたん!当日もOK来店予約
OWNDAYSでは、視力測定はもちろん、商品の相談や修理に関することなど、お客様の来店目的に合わせてご予約ができます。来店前にスマホやパソコンから予約しておけば、混雑時でも待ち時間を短縮できます。

ご予約にはOWNDAYSアカウントへのログイン・ご登録が必要です

初めての遠近両用メガネを作るなら専門店に相談しよう!

初めて遠近両用メガネを作る際には、メガネ専門店のサポートを活用することがおすすめです。遠近両用メガネは、フレームやレンズ選びが重要で、作成後も度数の微調整が必要となる場合があるため、専門知識を持つスタッフが在籍する店舗で作成しましょう。

OWNDAYSでは、お客様の目の状態やライフスタイルに合う最適な商品を、豊富な経験と知識を持つスタッフがご提案しています。メガネを作成する際は、来店後に視力測定を行い、スタッフとレンズやフレームを選んでいただく流れとなります。通常のレンズであればフレーム表示金額のみの追加料金0円から遠近両用メガネを作成できるのも魅力です。遠近両用メガネの使用にご不安がある人は、ぜひOWNDAYSにご相談ください。

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