2025.12.15 | コンタクトの買い方・選び方
コンタクトレンズのメーカーを変えたい人必見!失敗しない選び方とは?

「もっと安価で品質の高いレンズがあれば…」と、コンタクトレンズのメーカーを変更するか迷っていませんか。最初は満足して使っていたはずのコンタクトレンズでも、価格や使い勝手などから次第に不満を覚えることがあります。本記事では、コンタクトレンズのメーカー変更を検討している方に向けて、失敗しない選び方と注意点をご紹介します。
コンタクトレンズのメーカーを変えたいと思ったらまず確認すること

「毎月のコンタクトレンズ代が高い…」
「目の乾燥が気になる…」
「同じ度数のレンズにすれば、勝手にメーカーを変更しても大丈夫?」
さまざまな理由でそろそろコンタクトレンズを変えてみようかな?と思いはじめる方も多いかと思います。そんな方に、コンタクトレンズメーカーを変更する際に注意していただきたいことをまとめました。
コンタクトレンズは直接目に触れる高度管理医療機器です。メーカーを変更する場合は必ず眼科を受診して処方指示書をもらいましょう。
眼科に行ってスムーズに相談するために、コンタクトレンズのメーカーを変えたいと思ったら以下のポイントを確認しておきましょう。
使用中のコンタクトレンズに対する不満や、変えたい理由を考えてみる
まずは、なぜ現在使用中のコンタクトレンズのメーカーを変えたいのか、その理由を明確にしましょう。自分の不満や変更したい理由を言語化しておくことで、新しいコンタクトレンズ選びがスムーズになります。
よくあるコンタクトレンズを変えたくなる理由
●装用感の不快感(乾燥する、異物感があるなど)
●長時間使用すると目が疲れる
●価格が高い
●入手のしにくさ(店舗の少なさ、ネット購入のしづらさ)
●より高機能なレンズへの興味
日常的に使用するものだからこそ、小さな不満でも積み重なると大きなストレスになります。自分が何に不満を感じているのかを明確にすることで、その問題を解決できる製品を選びやすくなります。
現在使用している製品のレンズデータを確認しておく
現在使用しているコンタクトレンズの詳細情報を確認しておきましょう。特に以下の情報は重要です。
| データ項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売名(製品名)/メーカー名 | コンタクトレンズの商品名とメーカー |
| ベースカーブ(BC) | レンズのカーブの度合い |
| 直径(DIA) | レンズの大きさ |
| 度数(PWR) | 視力補正の強さ |
| 含水率 | レンズ内の水分量 |
| 酸素透過率(Dk/L) | 酸素がレンズを通過する度合い |
過去の処方指示書があれば上記の情報がまとまっているので、すぐ確認ができます。処方指示書がない場合は、使用中のコンタクトレンズの外箱や容器・取り扱い説明書等に記載されている情報を確認しましょう。レンズ変更を希望する際には眼科に過去の処方指示書やレンズの空き箱を持参すると、スムーズに相談できます。
なお、以前受診した眼科に行く場合はカルテが5年間保存されているため、過去のデータを参照してもらえますが、可能であれば自分でも情報を把握しておくと良いでしょう。
次に使用してみたいコンタクトレンズについて調べてみる
すでに使ってみたい特定のメーカーや製品がある場合は、その名前や情報を事前に調べておきましょう。眼科でその製品について相談することで、希望に沿った処方が受けられる可能性が高まります。また、1dayから2weekなどコンタクトレンズの種類を変更したい場合は、洗浄・消毒など取り扱い方法が変わるので、違いについても理解を深めておきましょう。
毎月のコンタクトレンズにかかる費用を計算してみる
コンタクトレンズを変更する際、コスト面も重要な検討材料です。現在の毎月のコンタクトレンズ関連の総費用を計算してみましょう。そして、コンタクトレンズのメーカーを変更した場合にはいくらになるか、簡単にイメージをつかんでおくのがおすすめです。
費用の内訳
●コンタクトレンズ本体の価格
●保存液・洗浄液などのケア用品費用(2week・1monthタイプの場合)
●眼科での定期検診費用
特に2weekや1monthなど洗浄して繰り返し使用するタイプは、レンズ本体の価格だけでなく、メンテナンス用品の費用も含めた総額を考慮する必要があります。変更したいコンタクトレンズの候補がすでにある方は、今使用中のレンズの費用と新たなレンズにかかる総費用を1か月、1年で比較してみましょう。
なお、1dayから2week/1monthに変更する場合は、多くの場合はレンズ費用自体は下げられるものの、適切な洗浄・消毒といったレンズケアの必要性が発生するため、コストと手間の見合いについては冷静に判断しましょう。
眼科に行くスケジュールを立てる
コンタクトレンズのメーカー変更は自己判断で行うべきではありません。必ず眼科を受診し、医師の診察と検査を受けた上で、処方指示書を受け取りましょう。
コンタクトレンズの変更を希望する際には、手持ちのレンズが残り少なくなって焦る前に、あらかじめ眼科の予約状況や自分のスケジュールを確認し、受診のタイミングを計画しておくことが大切です。
購入する店舗の品揃えや、入手方法について考える
現在利用している店舗や、今後利用を検討している店舗の品揃えや利便性も確認しておきましょう。
チェックポイント
●希望するメーカー・製品の取り扱いの有無
●店舗の場所・営業時間
●オンラインショップの有無と配送状況
●在庫状況
●定期配送サービスの有無
長期的に今後は変更したレンズを使用することを考えると、そのコンタクトレンズが入手しやすい環境にあるかどうかも確認しておきたいポイントです。オンライン購入や定期配送サービスなどがある場合は利便性が追求できるのはもちろん、割引等特典が受けられることもあります。せっかくメーカーを変更するのなら、お得に買える購入先を見つけましょう。
コンタクトレンズのメーカー変更で失敗しないための選び方

メーカーを変更する際、どのように選べば失敗しにくいのでしょうか。ここではメーカー選びのポイントをご紹介します。
安心感があり信頼できるメーカーかどうか判断する
コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、メーカーの信頼性は非常に重要です。以下のような点から判断しましょう。
信頼性の判断基準
●医療機器承認番号が製品に付与されているか
●コンタクトレンズ製造の実績・歴史
●品質管理体制
●研究開発への取り組み
メーカー各社のホームページ等にて情報を知ることはできるものの、各社の企業努力や品質管理体制について詳しく知ることはなかなか難しいかもしれません。しかし、医療機器承認番号の有無を確認するのは一目で分かるため、とても簡単です。
医療機器承認番号はコンタクトレンズをインターネットから購入する場合は商品説明欄から、店頭で購入する場合はパッケージ外箱から確認できます。
医療機器承認番号は、厚生労働省の基準をクリアした製品の証であり、厚生労働省の許可のもとで国内で正規に販売されている製品には必ず付与されています。この承認番号はカラーコンタクトレンズについても同様に付与されています。
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医療機器承認番号は16ケタのアルファベットと数字が混在していますが、実はこのような意味が隠されています。

もしも現在お使いのコンタクトレンズの外箱等に厚労省の承認番号が見当たらない場合は、国内販売の承認を得ていない輸入品等である可能性があります。輸入コンタクトレンズを使用したことによる眼障害の発生については多数報告されております。厚生労働省および日本コンタクトレンズ協会からも注意喚起がされていますので、承認番号のないコンタクトレンズについては使用をただちに中止し、眼科医院に相談いただくことをおすすめします。
参考:日本コンタクトレンズ協会 個人輸入サイトに関する注意
参考:厚生労働省 医薬品等を海外から輸入しようとされる方へ
口コミや世間からの評判を見て検討する
コンタクトレンズのメーカー変更で失敗しないためには、実際に使用している人の声も重要な判断材料です。
個々の商品に関する評判と、メーカーそのものに対する評判の両方を確認しましょう。たとえば返品・交換ポリシーや、お問い合わせ対応など、コンタクトレンズの品質はもちろん、企業の姿勢や考え方に関してもお客さま主義である先を選ぶと安心です。
チェックすべき口コミ情報
●装用感の良さ
●目の乾きにくさ
●サポート体制
●トラブル時の対応
口コミを参考にする際は、自分と似た状況(使用時間、目の状態、年齢やライフスタイルなど)の方の意見だとより良いでしょう。注意点として「安心感・信頼性」と「口コミ・評判」でメーカー選びに成功したとしても、購入先(販売店)選びにも失敗しないように注意が必要です。
コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、許可を取得していない店舗での販売は違法です。コンタクトレンズ専門店や大手量販店の場合と異なり、雑貨店・いわゆるさまざまな商品を扱う雑貨店・バラエティショップの一部では、正しく許可を取得していない店舗もあるため注意が必要です。
また、ネットで購入する場合はメーカーの公式オンラインストアの利用が安心です。公式オンラインストアの場合は、オンライン限定割引などオトクな特典が用意されているケースが多いのでお見逃しなく。
なお、フリマサイト等、個人で出品しているコンタクトレンズは違法な出品であり、品質面にも信頼がおけないので購入は絶対にやめましょう。
コンタクトレンズのメーカーを変更する場合は眼科で処方指示書を受け取ろう
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コンタクトレンズのメーカーを変更する際は、必ず眼科を受診し、処方指示書を受け取ることが重要です。法律上、コンタクトレンズの購入に処方指示書は必須ではありませんが、目の健康と自分に合ったレンズ選びのために眼科の受診を強くお勧めします。
特に異なるメーカーに変更する場合は、レンズの素材や設計が大きく変わる可能性があるため、視力検査や医師による診察を経て処方指示書を取得したうえで、テスト装用(フィッティング)することが大切です。使用してみたいコンタクトレンズがある場合、その製品のデータや外箱を持参して相談するとよいでしょう。
こんなときは眼科に行くと安心です
視力や見え方に不満があるとき …適切な視力検査により最適なレンズを処方してもらえます
装用感に不満があるとき …フィッティングで実際の装用感を確認できます
目の状態が気になるとき …ドライアイや疲れ目などの状態を診察したうえで最適な処方が受けられます
コンタクトレンズは価格や製品イメージだけで安易に選ぶと後悔のもとになるため、医師と相談の上で自分に最適なレンズを選びましょう。
コンタクトレンズのメーカー変更を検討されている方には、無料サンプルの請求をしてみるのもおすすめです。OWNDAYS 1DAYは初めての方に10日間(レンズ20枚分)を無料でお試しいただけます。コンタクト無料おためしの申し込みはこちら(LINE登録)
コンタクトレンズを選ぶ上で注目したい5つのポイント

コンタクトレンズのメーカーを変更する際、どのような点に注目してコンタクトレンズを選べばよいのかを5項目に分けて、具体的なレンズ選びのポイントについて詳しくご紹介します。
視力・目の健康状態に合ったレンズか?
自分の視力や目の健康状態に適したコンタクトレンズを選ぶことが最も重要です。
確認すべきポイント
●視力(PWR):近視度数の強さ
●乱視の有無(乱視度数・乱視軸)と程度
●遠近両用の必要性
●自分に合ったBC(ベースカーブ)とDIA(レンズ直径)
●ドライアイの有無や程度
●その他の目の疾患の有無
特に含水率という指標は自分の目に合ったレンズを選ぶ上で大切な要素です。含水率の高いレンズは柔らかく装用感が良い傾向がありますが、乾燥しやすいというデメリットもあります。反対に含水率の低いレンズは目が乾きにくいためドライアイの方にもおすすめですが、硬めの装用感が苦手と感じる方もいるようです。
含水率については高い・低いどちらが快適に装用できるかは一人ひとり感じ方が異なるため、自分の目の状態に合わせて選ぶことが大切です。
| 含水率 | メリット | デメリット | おすすめの方 |
|---|---|---|---|
| 高含水率(50%以上) | 柔らかく装用感が良い | 乾燥しやすい | 多くの方に適している |
| 低含水率(50%未満) | 乾きにくい | やや硬めの装用感 | ドライアイの方に適している |
生活スタイルに合ったレンズか?
自分の装用時間や生活スタイルに合ったレンズを選ぶことも重要です。
検討すべき生活スタイルの要素
●使用時間(短時間か長時間か)
●使用頻度(毎日か時々か)
●主な使用環境(デスクワーク、アウトドア、スポーツなど)
●交換サイクル(1day、2week、1monthなど)の希望
特にデスクワークなどでパソコンを長時間使用する方は、目の乾きを感じやすいため、酸素透過率の高いレンズがおすすめです。酸素透過率(Dk/L値)は、レンズを通して角膜に酸素がどれだけ届くかを示す指標です。この値が高いほど、角膜に十分な酸素が供給され、長時間装用しても目の負担を軽減できます。目が酸欠状態に陥るとVDT症候群を起こすリスクが増加し、目だけではなく全身の不調にもつながるため注意が必要です。
また、学生や忙しい社会人の方など、毎日のコンタクトレンズの洗浄に十分な時間が取れない方、取り扱いに自信のない方は毎日使い捨てできる1dayの方が向いています。
装用の頻度についても注意が必要です。1dayよりも2weekや1monthの方がレンズ代が安いという理由で選ぶ方も多いのですが、2weekや1monthの使用期限は開封後、2週間・1ヶ月という数え方をするため、コンタクトを装用しない日がある場合はかえって割高になることがあります。
自分の目にフィットするレンズか?
コンタクトレンズは長く生活をともにする装具のため、「フィット感」がとても重要です。フィット感とは、単にサイズが合うことだけでなく、装用感も含めて総合的に自分にとってぴったりで快適に過ごせることが大切です。
フィット感には、ベースカーブ(BC):角膜の曲率に合わせたレンズのカーブと、レンズ直径(DIA):レンズの大きさが大きく影響しています。そのほか、エッジデザイン:レンズの縁の設計や、素材の特性・柔軟性・滑らかさなどにより異なる装用感があります。
特に初めてコンタクトレンズを使用する方は、レンズの扱いやすさも重要なポイントです。必ず眼科でのフィッティング検査を受け、実際に装用してみて自分の目に合うかどうかを確認しましょう。
かかる費用は家計の負担につながらないか?
コンタクトレンズの使用には継続的な費用がかかります。家計の負担にならない範囲で選ぶことが長く続けるためのポイントです。
考慮すべき費用
●レンズ本体の価格
●ケア用品の費用(2week・1monthの場合)
●定期検診の費用
●交換時期と購入頻度
特に交換サイクルの違いによる費用の違いを把握しておくと良いでしょう。
レンズ種類別の1箱あたり価格の平均を調査しました。
| 交換サイクル(一箱あたりの利用期間) | 特徴 | 1箱あたりの平均価格(眼科で購入した場合)※ | 1箱あたりの平均価格(ネットで購入した場合)※ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1day(30枚入り 片目1ヶ月分) | 衛生的、ケア不要、手軽 | 3,237円 | 2,238円 | 清潔さ重視の方、忙しい方、アレルギーなど心配な症状のある方 |
| 2week(6枚入り 片目3か月分) | ケアが必要だが、レンズ費用を抑えることができる | 2,984円 | 1,402円 | 毎日使用する方、レンズ代を節約したい方 |
| 1month(6枚入り 片目半年分) | ケアが必要だが、レンズ費用を抑えることができる | 2,800円 | 1,673円 | 毎日使用する方、レンズ代を節約したい方 |
※眼科で購入する際の平均価格は、全国の眼科とその系列店20箇所の販売価格表から抽出した平均値です。
※ネットで購入する際の平均価格は、2025年4月のAmazon販売価格20件の平均値です。
※料金は一般的な目安であり、メーカーや度数、乱視や遠近両用などの特殊レンズ、購入先によって異なります。
1dayはレンズ代金で見ると高く見えますが、衛生管理面のラクさや、パッケージを開けてすぐ清潔なレンズが装用できる安心感は代えがたいものがあります。また、表を見ると同じ種類のレンズでも眼科で購入する場合とネットで購入する場合では、かなりの価格差が生じることが分かります。
一箱あたりの購入場所による価格の差
| レンズ種類 | 1day | 2week | 1month |
| 眼科販売価格平均 | 3,237円 | 2,984円 | 2,800円 |
| Amazon価格平均 | 2,238円 | 1,402円 | 1,673円 |
| 価格差 | 999円 | 1,582円 | 1,127円 |
上記のデータは一箱購入した際の価格のため、まとめ買いや定期購入により割引が受けられることもあります。
自分に合ったレンズを少しでも安く手に入れるには?
●レンズのメーカー・種類を変更する
●購入先を変更する
●まとめ買い・定期購入など購入方法を変更する
コンタクト代の負担が気になったら、メーカー変更だけでなく、同じレンズを使い続けながら購入する場所を変えたり、お得な購入方法に変更することを検討するのもおすすめです。メーカーや店舗が主催するオトクなキャンペーンや定期便制度がないかを確認しましょう。なお、まとめ買いや定期コースを利用する場合も、半年に1度は眼科を受診し、今使っているレンズと目の状態が合っているかを確認することが大切です。
いつ・どこでも手軽に手に入るか?
継続して使用するためには、購入のしやすさも重要な要素です。
チェックポイント
●実店舗の位置・営業時間
●オンラインショップの有無
●配送の速さ・手数料
●在庫状況・品揃え
●定期配送サービスの有無
特に公式オンラインストアは、確実に正規品が手に入り、価格面でもメリットがある場合が多いです。なお、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、必ず許可を取得した販売店で購入するようにしましょう。無許可の販売店で購入すると、品質や衛生面で大きな問題が生じることがあります。
自分に合わないメーカーのコンタクトレンズを選ぶリスク

自分に合わないコンタクトレンズを使用し続けると、様々なリスクが生じる可能性があります。ここでは主なリスクについて解説します。
目にフィットせず装用感・見え方に違和感が残る
自分の目に合わないコンタクトレンズを使用すると、レンズのズレやゴロゴロとした異物感を感じたり、締め付け感やまばたきの際の違和感につながります。
特に、これまでハードコンタクトを使用していた方が、ソフトコンタクトに変更する際は注意が必要です。ハードコンタクトのDIAは角膜よりも小さく設定されていますが、ソフトコンタクトでは角膜よりも大きく設定されているためです。ハードのDIA(レンズ直径)をもとにソフトコンタクト購入時のDIAを決めることはできないため、眼科を受診して処方指示書をもらうようにしましょう。
| 装用感の違和感 | 見え方の違和感 |
|---|---|
| レンズのズレ | 視界のぼやけ |
| 異物感 | 焦点が合わない |
| 締め付け感 | 見え方のムラ |
| まばたき時の不快感 | 暗い場所での見えづらさ |
装用感や見え方がしっくりこない状態を放っておくと日常生活の質を低下させるだけでなく、頭痛や集中力の低下などの二次的な問題を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。
目に疲労が溜まり充血・かゆみ・痛みを引き起こす
不適切なコンタクトレンズの使用は、目の疲労を蓄積させ、様々な不快症状につながります。
よくある症状
●充血などの目の赤み
●かゆみ
●痛み
●目の乾き
●眼精疲労
特にデスクワークなどで長時間画面を見る機会が多い方は、これらの症状がより顕著に現れることがあります。少しでも症状を感じたら、すぐに使用を中止し、眼科を受診することをおすすめします。
角膜障害・結膜障害などの眼障害につながる
最も深刻なリスクとして、眼の障害があります。不適切なコンタクトレンズの長期使用は、以下のような眼障害を引き起こす可能性があります。
起こりうる眼障害
●角膜炎(角膜の炎症)
●結膜炎(結膜の炎症)
●角膜浸潤(角膜内に白い斑点ができる状態)
●角膜潰瘍(角膜に傷ができる状態)
●角膜内皮細胞の減少 など
これらの症状は、適切な治療を行わないと視力低下や最悪の場合失明につながる可能性もあります。自分に合わないコンタクトレンズを無理に使用することは、目の健康を大きく損なう危険性があることを理解しましょう。
コンタクトレンズのメーカーを変えたい方によくある質問

コンタクトレンズのメーカー変更を検討する際に、多くの方が抱える疑問についてお答えします。
メーカーによってレンズの見え方に違いはありますか?
はい、メーカーや製品によって見え方に違いが生じることがあります。理由としては、レンズデザイン(中心部と周辺部の厚みの違いなど)、材質の光学特性、レンズの安定性、ベースカーブ(BC)や直径(DIA)の違いなどが原因だといえます。
特に乱視用や遠近両用レンズは、メーカーによって見え方の差が大きく出ることがあります。自分に最適な見え方を得るためには、フィッティングをすることが大切です。
コンタクトの度数が同じなら、違うメーカーのレンズでも使えますか?
度数が同じでも、メーカーによって装用感や見え方は異なります。
同じ度数であっても、DIAやBCなどさまざまな要素が異なると目にフィットしない可能性があります。合わないレンズの装用は単に不快感を感じるだけでなく、眼精疲労などの全身症状や思わぬ眼病に繋がることがあります。コンタクトレンズのメーカーを変更する際は、必ず眼科を受診し、適切な検査・診察そしてフィッティングを受けることをおすすめします。
2回目の購入なら、処方指示書なしでコンタクトを購入できますか?
コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類されており、自己判断での購入・使用は目の健康に重大なリスクをもたらす可能性があります。1回目の購入時に問題がなかったとしても、目の状態は常に変化するため、定期的な検査と処方指示書の更新が重要です。
特に以下のような場合は必ず眼科を受診しましょう
●眼科の受診から半年以上経過している場合
●コンタクトレンズのメーカーや種類を変更する場合
●装用感に違和感がある場合
●視力・見え方に変化を感じる場合
コンタクトレンズを日常的に装用する方は、定期健診が必ず必要です。なにも症状がなくても半年に1回程度は計画的に眼科を受診しましょう。
カラコンのメーカーを変えたい時も眼科は受診すべきですか?
はい、カラーコンタクトレンズ(カラコン)も通常のコンタクトレンズと同様に高度管理医療機器です。メーカーを変更する際は必ず眼科を受診しましょう。
カラコンは着色部分があるため、通常のコンタクトレンズよりも酸素透過性が低く、目への負担が大きくなる傾向があります。そのため、より慎重な選択が必要です。購入の際は、眼科医の指示のもと、国内で医療機器承認を受けた製品を高度管理医療機器等販売業許可番号が表示されている店舗で購入するようにしましょう。
また、装用する際には使用期限や装用時間を守るようにしましょう。おしゃれを楽しむためにカラコンを使用すること自体に問題はありませんが、目の健康を考え、カラーコンタクトレンズも高度管理医療機器であるという点も忘れずに、適切な対応を心掛けましょう。
コンタクトレンズのメーカーを変えるときは慎重に選ぼう

コンタクトレンズのメーカー変更は、目の健康に直接影響する重要な決断です。たとえ度数やBCなどの規格が同じでも、メーカーごとに素材、製造方法、デザインが異なるため見え方・装用感も変わってきます。コンタクトレンズは目の健康に直結する高度管理医療機器です。安易な自己判断は避け、専門家のアドバイスを受けながら、自分に最適な製品を選びましょう。
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<製品仕様>
| 商品名 | OWNDAYS AQUALENS |
| 内容量 | 通常 サイズ : 30枚入り/1箱小容量サイズ :10枚入り/1箱 |
| 装用 | 終日装用 / 1日交換 |
| ベースカーブ(BC) | 8.7mm |
| 直径(DIA) | 14.2mm |
| 度数(PWR) | -0.50D ~ -6.00D (0.25step)-6.50D ~ -10.00D (0.50step) |
| 含水率 | 55% |
| 酸素透過率 (Dk/L値) | 24.63x 10-9 (cm/sec)(mlO2/(ml x mmHg))※ -3.00Dの場合 |
| 酸素透過係数(Dk値) | 19.7 |
| UVカット | ありUV-A波:25% / UV-B波:5% |
| 中心厚 | 0.08 mm※ -3.00Dの場合 |
| 素材 | ocufilcon D |
| 着色 | ライトブルー |
| 医療機器承認番号 | 30600BZI00022000 |
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OWNDAYSコンタクト編集部
取材・執筆・編集
OWNDAYSコンタクト編集部では、コンタクトレンズと目に関する正しい知識をわかりやすく伝えることをモットーにしています。このメディアを通じてコンタクトレンズに関する皆さまのお悩みやちょっとした疑問を解決し、快適なコンタクトレンズライフに寄り添う存在になれたら嬉しいです。





