2021.01.20 | FASHION

メガネに合うのってどんなメイク?メガネに合うメイクのポイントとは

これからメガネを購入しようとする人の中には、メガネに似合うメイクを知りたい人もいるでしょう。メガネをかけるときに普段のメイクのままだと、せっかく似合うものも似合わなくなってしまうことがあります。この記事では、メガネに合うメイクのポイントや注意点を紹介します。自分にはメガネが似合わないと感じている人でも、メイクを変えることでメガネの似合う顔を目指しましょう。

メガネをかけるときのメイクのポイント

この段落では、メガネをかけるときのメイクのポイントを4つ紹介します。ベース作りから眉毛の書き方まで1つずつみていきましょう。

よれないベースを作る

ファンデーションがよれるとは、波のようにスジになって固まったり、毛穴に詰まって見えたりする状態のことです。朝はバッチリだったのに夕方に近付くに連れてメイクが崩れてくるのは、女性であれば多くの人が経験したことがあるでしょう。ファンデーションのよれは、メイクの前に保湿クリームやベースを塗りすぎたときや、皮脂が過剰に出ているとき、また汗をかいたときなどに起こりやすくなります。特にメガネをかけるときは、フレームやノーズパッドに触れた部分が崩れやすくなったり、レンズの内側が蒸れたりすることがあるため、ファンデーションのよれには一層気をつける必要があります。

ベース作りをしっかり行うことで、メガネをかけたときに崩れやすい部分を補強するよう心がけましょう。しっかりしたベース作りを行うには、肌質に合ったベースやファンデーション選びをしていくことが大切です。脂性肌で皮脂が過剰に分泌されやすい人は、皮脂吸収ができるベースを利用することで皮脂の分泌を抑えることができます。また、乾燥した肌に直接ファンデーションを塗るとよれやすくなるため、メイクの前には保湿ケアも忘れないようにしましょう。

ファンデーションがよれやすくなるもうひとつの原因は、厚塗りです。特に目の周りや小鼻はよれやすい部分なので、なるべく薄塗りを心がける必要があります。おすすめの塗り方は、ブラシを使って塗っていくことです。パウダーファンデーションもリキッドファンデーションもスポンジで塗るイメージが強いですが、薄く塗りたいときは、どちらもブラシを使うのが効果的。細かい筆先が肌の凹凸にフィットし、ナチュラルな肌質に仕上げてくれます。皮脂が出やすい顔の中心部分は特に、ブラシでポンポンと軽めに叩くくらいがちょうどいいでしょう。

ファンデーションに使うブラシは平面ブラシという、筆先の面積が広いものを使うと、より早く、しかも綺麗に仕上がるのでおすすめです。全体的には薄塗りが理想ですが、ノーズパットが当たる部分だけは硬めのテクスチャーのコンシーラーを塗ってしっかりよれ防止をしておきましょう。やや暗めの色を選べば、ナチュラルにシェーディング効果も期待できます。

まつ毛は上向きにする

メガネをかけるときはいつもより目元に視線が集まりやすくなります。そのため、フレームとの相性を考えつつも、アイメイクを重視したメイクをするとメガネが引き立つでしょう。ポイントは、ビューラーを使用してしっかりまつ毛をあげ、丁寧にマスカラを塗ることです。このとき中途半端にまつ毛をあげてしまうと、マスカラがメガネにくっついてしまうことがあるため、しっかり上まであげることが大切です。まつ毛が長いなどでどうしてもマスカラがメガネについてしまうという人は、ウォータープルーフのマスカラを塗ることで対処しましょう。ウォータープルーフマスカラは汗や皮脂にも強いため、メガネメイクとの相性は全体的にいいといえます。

メガネのフレームに合わせた眉を描く

メガネメイクの一番大事なポイントは眉であるといっても過言ではありません。眉をフレームの色や太さに合わせることで、メガネと顔をなじませバランスよく見せる効果が期待できます。茶色のフレームなら茶眉、黒のフレームなら眉も黒くするなど、統一感を重視し眉毛を浮かせないことがポイントです。また、フレームの有無やフレームの太さによっても濃さを変えるとバランスが良くなります。フレームのないメガネや目立たないものであれば眉ははっきり濃く、フレームありのメガネである場合は、眉はあまり強調させない方が重くならず、おしゃれに決まります。

また、フレームの上のラインと眉のラインをなるべく揃えることも大切です。眉を描くときは、フレームに合った角度で描くようにしましょう。メガネをかけているとフレームによって眉の角度が目立ちやすいため、いつもよりきつく見られてしまうことも考えられます。特に、ラウンド型、オーバル型、スクエア型のメガネは、なだらかなカーブの眉のほうが似合うでしょう。ちなみに、ラウンド型は丸型、オーバル型は横長のなだらかな丸い形状、スクエア型は四角形の眼鏡のことです。

メガネと眉は切っても切り離せない重要な関係性。眉の角度ひとつで印象もだいぶ変わってしまうため、実際にメガネを着用してみて元の眉の形とあまりにもかけ離れている場合は、違うメガネを検討してもいいかもしれません。

チークはやや低めの位置に入れる

メガネをかけるときはチークをしない人も多いかもしれませんが、すっぴんメガネのように手抜きの印象を与えないためにも、ほんのりチークを乗せておくといいでしょう。このときいつもより低めの位置にぼやかして入れるのが正解です。メガネの場合はフレームに頬が触れて汚れたり、メイクが崩れたりしがち。これを防ぐためにはフレームよりも下の位置にさっとチークを入れると全体的なバランスも良くなります。また、血色が良く見えるようなオレンジ系のチークにすればよりナチュラルな印象をつくることができるでしょう。メイクによって若々しさを演出したい場合は、ベージュ系のチークでたるみを引き上げるイメージで乗せるのが効果的です。

全体的なメイクのポイントはどうするべき?

ここまでメガネに似合うメイクの主要なポイントを紹介しましたが、メガネに合うメイクは何よりもバランスが大切です。全体的にいえることは、メイクをあまり濃くして強調しすぎないほうがいいということでしょう。例えば、メガネをかけているときアイメイクを濃くしてしまうときつい印象を与えてしまうこともあります。アイシャドウはナチュラルな色や濃さでまとめるといいでしょう。目元を強調するのであれば、マスカラやアイラインでボリュームを出すのがメガネメイクのポイントです。チークやアイシャドウの色味抑える反面、リップは濃いめに入れるとバランスが良くなります。特に赤いリップは顔のメリハリを出すのに効果的です。

また、ノーズパッドの周りのメイクを濃くすると化粧崩れが目立ったり、跡がついたりするため、鼻周りのメイクは薄めにするよう心がけましょう。皮脂防止下地などを使用するとよれづらくなります。同じメガネでも日によって印象を変えたい場合は、チークやリップの色を変えてみるのがおすすめ。健康的に見せたいならどちらもオレンジ系を選ぶといいでしょう。落ち着いた印象に見せたいなら、メガネフレームの色に合わせた色味を使うと効果的です。例えば、ビジネスシーンであればブラウン系のメガネにブラウン系のチークをシャープに乗せると、フォーマルな雰囲気に仕上がります。

メガネの大きさによってチークの位置を変えることもひとつのポイントです。ちょうどフレームの外側になるよう、大きめメガネでは頬の中央に、小さめメガネでは頬の高い位置に入れることで、違和感のないバランスメイクが完成します。

メガネに合うメイクをしてみよう!

メガネをかけるときに普段通りのメイクをしてしまうと、きつい印象になったり重たい印象になったりしてしまいがちです。メガネをかけるときは、フレームの形や色に合わせたメイクを心がけ、バランス良く仕上げることを心がけましょう。また、化粧崩れや、レンズにマスカラがつくことを避けるため、いつもよりも少し慎重にメイクをすることも大切です。

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