2025.04.03 | HOW TO

遠近両用メガネのフレーム選び完全ガイド!用途・顔型別におすすめを紹介

遠近両用メガネのフレーム選び完全ガイド!用途・顔型別におすすめを紹介

手元の小さな文字が見づらくなる「老眼」を自覚した際には、遠近両用メガネがおすすめです。しかし、いざ使い始めようと思っても「どれを選べば良いかわからない」「自分に似合うデザインが見つからない」と悩んでしまう人が多いかもしれません。この記事では、フレームを選ぶ際の3つのポイントを詳しく解説します。利用用途や顔型に合わせたフレームの選び方も紹介するので、自分にぴったりの1本を見つけるための参考にしてください。

フレーム選びの前に知っておきたい遠近両用メガネの基礎知識

遠近両用メガネのフレームを選ぶ前に、まずは基本的な仕組みや特徴を押さえておくことが必要です。これらを把握しておくと、フレームとレンズの相性を考慮しながら、自分に最適なメガネを見つけやすくなります。以下では、遠近両用メガネの構造や老眼鏡との違いを詳しく解説します。

遠近両用メガネの仕組みと特徴

1本のメガネで遠くも近くも快適に見ることができるレンズ

遠近両用メガネは、一つのレンズで遠くと近くの見え方をカバーできるアイテムです。近年普及している累進レンズは、レンズの上部が遠用、中間部分は中間距離用、下部には近用の度数が入っています。度数がなだらかに変化する設計により、視線を上下に動かすだけで見たい距離にピントを合わせることができるため、メガネをかけ替える必要がありません。

また、累進レンズは近用と遠用度数の境目がなく、見た目が一般的なメガネと変わらないのも特徴です。上記のような仕組みの遠近両用メガネは、年齢を問わず老眼の症状を実感した人に適しています。

遠近両用メガネと老眼鏡の違い

遠近両用メガネ

遠近両用メガネのレンズの構造

老眼鏡

老眼鏡のレンズの構造

遠近両用メガネと老眼鏡では、視力をカバーする範囲や、レンズの構造が異なります。老眼鏡は、近用の度数が入った単焦点メガネであり、主に手元の文字を見る際や細かい作業を行う際に役立ちます。しかし、遠用のメガネではないため、遠くを見る時は老眼鏡を外すか、遠く用のメガネにかけ替える必要があります。

一方、遠近両用メガネは一つのメガネで遠くと近くの視力を補正でき、視線を移動させるだけで遠近の見え方を切り替えられます。メガネをかけ替える手間がないため、遠近の視力補正が必要な方には、遠近両用メガネの利用がおすすめです。

遠近両用メガネを使う人はどんな人?

では、遠くと近くの視力補正の必要性を感じている人とは具体的にどのような人でしょう?

例えば、お客様の髪型全体のスタイリングをみたり、手元でカットする動作を交互に行ったりする美容師の方や、運転を頻繁にする方、会議でスクリーンや手元の資料をよく見る機会がある方なども該当します。自身の生活スタイルに合わせて、遠近両用メガネの利用を検討してみてください。

1本で遠くも近くも見える遠近両用メガネのデメリットは?

一つのメガネで遠くも近くも見える遠近両用メガネですが、慣れるまでに時間がかかる点には注意が必要です。遠近両用メガネを使いこなすには、使用開始から早ければ2週間程度、場合によっては1カ月ほどかかると言われています。

また、フレームがご自身の用途や顔の形に適していないと、視界がゆがんだり視野が狭く感じたりするといったデメリットもあります。そのため、遠近両用メガネを選ぶ際は、レンズとフレームのバランスを考慮することが大切です。

遠近両用メガネのフレーム選びが重要!考慮すべき3つのポイント

遠近両用メガネを使う際、慣れるまでに時間がかかる点や、視界にゆがみや揺れを感じやすい点に注意が必要です。ただし、適切なフレームやレンズを選べば、遠近両用メガネの機能を活かして快適な視界を手に入れられる可能性があります。以下では、フレーム選びの3つのポイントを詳しく紹介します。

累進レンズに適した縦幅があるか

レンズの縦幅

遠近両用メガネは、レンズの上下の部分で遠近の見え方を切り替える構造となっており、近年は度数が徐々に変化する累進レンズが中心となっています。この累進レンズの機能を活かすためには、フレームの縦幅が30mm以上あるタイプを選ぶのがおすすめです。

縦幅が狭過ぎるフレームの場合、近用部分のレンズが十分に入り切らず、近くを見る範囲が狭くなったり、視界にゆがみが生じることがあります。見えづらさや違和感が増す可能性があるため、フレームを選ぶ際は、適度な縦幅があるタイプを選ぶことが大切です。

フレームの高さがずれにくいか

遠近両用メガネを快適に使用するためには、フレームの位置が安定しているかどうかも重要です。フレームのわずかなずれにより、視界がぼやけたり違和感が生じたりするため、顔にしっかりとフィットするフレーム選びが欠かせません。

調整できる鼻パッド

調整できる鼻パッド

耳にかかる部分の調整が適切か

メガネの耳にかかる部分

例えば、鼻パッドが調整できるフレームを選ぶと、メガネが下がるのを防いでレンズの中心と目の位置が合いやすくなります。また、耳にかかるテンプル部分の長さが適切なフレームであれば、耳にしっかりと固定されてメガネのズレを防げます。

疲れにくい素材を使用しているか

遠近両用メガネを長時間使用する場合、軽量な素材を選ぶと、鼻や耳への負担を軽減することができます。疲れにくいフレーム素材とは、強度が高くアレルギーを引き起こしにくいチタンや、丈夫で柔軟性に優れたウルテム樹脂などです。

重いフレームはメガネがずれやすく、鼻パッドの跡が残ることがあります。一方、軽いタイプは、目の疲れや肩こりなどを引き起こしにくい傾向があるため、デザインやずれにくさだけでなく、素材にも注目してフレームを選ぶのがおすすめです。

OWNDAYS AIR
OWNDAYSAIR
まるで空気のようなかけ心地を実現するため、超軽量で耐久性に優れた素材を使用。ズレにくく快適なフィット感で長時間の使用でも疲れを感じさせない、ストレスフリーを追求したフレームです。

【用途別】ライフスタイルに合うフレームの選び方

遠近両用メガネは、使用する場面によって適したフレームが異なります。OWNDAYSでは、幅広いニーズに対応できるさまざまなフレームをご用意しています。以下では、室内の利用からファッションを楽しめるアイテムまで、当店でおすすめのフレームを紹介します。

室内での使用が多い人におすすめのフレーム

OR1058M-4A

OWNDAYS | ESSENTIAL OR1058M-4A ¥7,000税込

「OWNDAYS | ESSENTIAL OR1058M-4A」は、軽量で錆びにくいステンレスを使用しています。メガネの定番ともいえるバレル型のフレームは、デスクワークや自宅で過ごす時間が長い人にぴったりです。シンプルなフレームが落ち着いた印象を与えつつ、シャープなラインと柔らかな曲線が上品さを醸し出しています。カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイルにマッチし、どんな服装にもなじみやすいのも特徴です。カラーはブラウン、ライトブラウン、ライトピンク、パープルの4色があります。

外出時におすすめのフレーム

AU2113A-5S

OWNDAYS | AIR AU2113A-5S ¥13,000税込

軽量で柔軟性のあるウルテム樹脂を使用した「OWNDAYS | AIR AU2113A-5S」は、運転や運動など室外での使用におすすめです。落としたり踏んだりしても壊れにくく熱にも強いため、さまざまな環境で安心して使用できます。カラーはマットブラック、ブラウン、クリアグレー、マットネイビーの4色をご用意しています。アクティブな動きに対応できるだけでなく、高級感あふれるシンプルなデザインで、ファッションのアクセントにも最適です。

おしゃれを楽しみたい人におすすめのフレーム

OR2088N-5S

OWNDAYS | ESSENTIAL OR2088N-5S ¥9,000税込

「OWNDAYS | ESSENTIAL OR2088N-5S」は、テンプルにミルキーカラーを採用したやわらかい配色が魅力です。深みのあるブラックの他、クリアカラーのライトブラウン、クリアカーキ、クリアの4色があり、選ぶ色により異なる雰囲気を楽しめます。また、丸みを帯びたクラウンパント型のデザインは、さまざまなファッションに自然となじみます。視野が確保しやすい天地幅が広いタイプで、遠近両用メガネが初めての人にも最適です。

【顔型別】似合うフレームの選び方

遠近両用メガネのフレームを選ぶ際、顔の形に合わせて選ぶのも一つの方法です。フェイスラインとフレームのバランスを考慮すると、気になる部分をカバーしつつ顔の印象を引き立てる効果が期待できます。次からは、顔の形に分けておすすめのフレームを紹介していきます。

丸顔の人におすすめのフレーム

OR1059M-4A

OWNDAYS | ESSENTIAL OR1059M-4A ¥7,000税込

丸みを帯びた顔立ちの人には、ハーフリムタイプの「OWNDAYS | ESSENTIAL OR1059M-4A」がおすすめです。ハーフリムとは、レンズを固定する「リム」の部分がフレームの上側だけにあるデザインをさします。下部にはリムがないため、顔周りがすっきりと見え、大人っぽい印象を与えてくれます。カラーはブラウン、ライトピンク、パープル、ダークレッドの4色をご用意。さらに、こちらは通常のレンズであれば、フレーム表示金額のみの7,000円(税込)で遠近両用メガネが作成でき、気軽に試していただけます。

三角顔・四角顔の人におすすめのフレーム

OR1052X-2A

OWNDAYS | ESSENTIAL OR1052X-2A ¥9,000税込

三角顔や四角顔の人には、楕円形のオーバル型フレームがおすすめです。丸みを帯びた「OWNDAYS | ESSENTIAL OR1052X-2A」は、シャープな印象の三角顔や、メリハリのあるフェイスラインの四角顔に自然となじみ、優しい雰囲気をプラスしてくれます。カラーは顔馴染みのいいマットブラウンや、明るめのマットピンク、マットカーキ、マットパープルの4色を取り揃えており、色選びも楽しめます。

面長顔の人におすすめのフレーム

SENICHI38

千一作 SENICHI38 ¥23,000税込

「千一作 SENICHI38」は、面長顔の人にぴったりのウェリントン型フレームです。台形を反対向きにした縦幅が長めなデザインが特徴です。このタイプを使用すると、顔全体を占めるフレームのない部分が少なくなり、顔の長さが目立ちにくくなる効果が期待できます。色は、ブラック、ブラウンデミ、クリアグレーの3色展開です。熟練の職人により一つひとつ手作業でつくられた高級感あふれる外観は、知的で洗練された雰囲気を演出してくれます。

遠近両用メガネを快適に使うためのポイント

遠近両用メガネは、慣れるまで時間がかかる場合がありますが、ポイントを押さえておくと、比較的スムーズに使えるようになります。以下では、使い始めの心構えや使用する際のコツ、メガネ専門店を利用するメリットなどを詳しく紹介します。

まずは室内で練習し、慣れてから使用を開始

遠近両用メガネを初めて使用する時は、焦らず徐々に慣れていくことが大切です。最初は、室内で歩行練習をしたり、読書をしたりして見え方に適応していきましょう。次に、レンズ内の見え方が異なる部分を使い分け、スムーズにピントを合わせる練習をします。さらに、段差のある場所での移動にも慣れたら、短時間の外出を始め、少しずつ外での使用に慣れていくと良いでしょう。無理をせず、徐々に行動範囲を広げていくようにしてください。

来店前には予約がおすすめ!OWNDAYSで理想的なフレームを見つけよう

OWNDAYSでは、豊富な遠近両用メガネのラインナップと、専門知識を持つスタッフによる丁寧なカウンセリングで、お客様に最適なフレーム選びをサポートしています。視力測定はもちろん、商品の相談や修理に関することなど、お客様の来店目的に合わせてご予約ができます。来店前にスマホやパソコンから予約しておけば、混雑時でも待ち時間を短縮できます。

ご予約にはOWNDAYSアカウントへのログイン・ご登録が必要です

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