2026.04.28 | コンタクトの買い方・選び方
コンタクトレンズ選び方マニュアル【決定版】目的・生活スタイル別に解説

自分にぴったりのコンタクトレンズ選びの方法を詳しく解説。ソフト・ハード、1day・2weekといったレンズ種類の違いなど基礎情報を網羅しつつ、目的・生活スタイルに合ったコンタクトレンズの選び方と、眼科受診の重要性について分かりやすく紹介します。
コンタクトレンズを使用したことがある方、基礎知識をお持ちの方は、目次から気になる項目に飛んでいただいてもかまいません。
目の健康を維持して快適にコンタクトレンズを使い続けるために、自分の目に合うコンタクトレンズを選びましょう。目に合わないコンタクトレンズを使用していると、装用時の違和感はもちろん、目の疲れ・乾燥など、さまざまな目のトラブルにつながります。
本記事では、目的や生活スタイルに合わせたコンタクトレンズの選び方から、購入時の注意点まで詳しく解説します。最後までお読みいただくことで、初めての方や、コンタクトレンズ選びにお悩みの方にも、自分に合ったコンタクトレンズの選び方がスッキリ分かります。
コンタクトレンズの選び方【基礎編】

コンタクトレンズを選ぶために、まずは基本的なコンタクトレンズの種類・違いやそれぞれの特徴について、簡単に押さえておきましょう。
●コンタクトレンズの種類(ソフトレンズ・ハードレンズ)
●使用期間(1day・2week・1month)
●度数と見え方(近視用・遠視用・遠近両用・乱視用など)
●レンズの形状・サイズ(BC・DIA)
●フィット感・疲れにくさ(含水率・酸素透過率)
それぞれ詳しく解説します。
コンタクトレンズの種類(ソフトレンズ・ハードレンズ)で選ぶ
コンタクトレンズにはソフトレンズとハードレンズの2種類があります。ソフトとハードは、レンズの硬さ以外にも以下のような違いがあります。
| 項目 | ソフトコンタクト | ハードコンタクト |
| 素材 | ハイドロゲルなどの柔らかいプラスチック素材 | シリコンやアクリルなどの硬質プラスチック素材 |
| 装用感 | 異物感が少なく、初めてでも比較的慣れやすい | 最初は異物感があるが、慣れると快適に使用できる |
| サイズ | 角膜(黒目)全体を覆う | 角膜(黒目)より小さい |
| 補正効果 | やや限定的・適さないときも | 強度乱視・不正乱視にも対応 |
| ずれやすさ | ずれにくい | ずれやすい |
ソフトコンタクトは柔らかいプラスチック素材でできています。装着した際の異物感が少なく、初めての方でも使いやすいのが特徴です。目にフィットしやすいため、スポーツなど激しく動く場面でもずれにくいのがメリットです。
ハードコンタクトはシリコンやアクリルなどの硬質プラスチック素材で作られています。ハードレンズの場合、角膜(黒目)よりレンズ直径が小さいため、ソフトコンタクトレンズに比べて酸素透過率が高いのも特徴です。目に酸素が供給されやすいため、長時間使用したときにも目に負担がかかりにくいのがメリットです。また、ハードの方が視力補正効果が高く、強度乱視・不正乱視の方にもおすすめです。ただし、硬いプラスチック素材のため、初めて装用する時は異物感を感じやすく、ずれやすいのが懸念点です。
以上は一般論ですが、製品や素材によって詳細は異なります。
双方にメリットとデメリットがあるため、ソフト・ハードどちらが良いか…という問題は一概には答えられません。ご自分の目や生活スタイルに合ったレンズ種類を選ぶのがお勧めです。
使用期間(1day・2week・1month)で選ぶ
ハードレンズは洗浄して繰り返し装用しますが、ソフトレンズの場合は、規定の期間を使用したら、廃棄することになります。ソフトレンズの使用期間は主に1day・2week・1monthの3種類があります。コンタクトレンズを選ぶ際、どの使用期間の商品にしようか…と悩まれる方も多いと思います。そこで、使用期間の違いについて詳しくまとめました。
ソフトコンタクトレンズは、1日使い捨てタイプの1dayコンタクトレンズと、一定期間繰り返し使える2week・1monthコンタクトレンズの2つに大別されます。
| タイプ | 交換頻度 | メリット | デメリット | おすすめの方 |
| 1day | 毎日 | 1日で捨てるため消毒などのケアが不要必要な時だけ使える | 費用がやや高め | 日頃のレンズケアが面倒な方、忙しい方、レンズケアに自信がない方、学生、旅行やスポーツ時など一時的に利用したい方など |
| 2week/1month | 2週間または1ヶ月 | 費用が抑えられる | 日々のレンズケアが必要 | 毎日使う方、レンズ費用を抑えたい方 |
1dayタイプは1日使い捨てのため、パッケージを開封するだけで、毎回清潔なレンズを使える点が大きな魅力です。毎日のレンズケアが面倒な方、必要な時だけ使いたい方におすすめといえます。旅行にいく際にも、消毒液やケースを持参する必要がなく、替えのレンズだけを持っていけばいいので、旅行や出張の多い方にも好まれています。
2week・1monthタイプのレンズは繰り返し使えるため、1枚あたりのレンズ費用が安く経済的です。しかし、毎日のレンズケアが必須になるのがデメリットです。適切に洗浄・消毒・保管をしないと、眼病等の元になるため非常に注意が必要です。
2weekタイプは、一度パッケージを開けると使用頻度に関係なく、2週間で交換が必要になります。1monthの場合も同様に、使用しない日があったとしても、パッケージを開封した日から1か月が使用期限です。つまり、コンタクトレンズの装用が毎日ではない方の場合、1dayと比較してもレンズ代があまりお得にならないこともあるので注意しましょう。
毎日清潔なレンズを手軽に使いたい方や、ときどきコンタクトレンズを使用する方には1dayタイプ、毎日コンタクトレンズを使う人で、コストを安く抑えたい場合は2week・1monthタイプがおすすめといえます。
見え方(近視用・遠視用・遠近両用・乱視用など)で選ぶ
コンタクトレンズを選ぶ際には、ご自分の見え方に合ったレンズを選択するのは、もはや当たり前のことかと思います。しかし、ここで重要なのは、近視度数だけでなく、乱視や遠近両用など、自分にとってベストな見え方を追求することです。
| タイプ | 適した方 |
| 近視用 | 遠くが見えにくい方 |
| 遠視用 | 近くの文字がぼやける方 |
| 乱視用 | 視界がゆがむ・ブレる方 |
| 遠近両用 | 老眼等の理由により、遠くと近くの両方の距離にうまくピントが合わない方 |
2021年に世界のコンタクトレンズの使用状況について調査したデータによると、日本は世界的にみて、乱視用のコンタクトレンズの処方が少ない傾向にありました。これは、日本では比較的軽度の乱視に対する対応・処方が保守的になりがちなことや、乱視用のレンズが方がレンズ価格が高く設定されていることが多いためだと考えられます。
参考:INTERNATIONAL CONTACT LENS PRESCRIBING IN 2021
つまり、軽度乱視の方は、少し見えにくい状態を我慢しながら普通の近視用レンズを装用している可能性も挙げられます。コンタクトレンズを購入する前には、必ず眼科で自分の見え方を正しく知ってから、レンズ選びをしましょう。
近視用のコンタクトにはマイナス(−)、遠視用にはプラス(+)の度数が用いられ、数値が大きいほど矯正力が強くなります。乱視用には球面度数(SPH)に加えて、円柱度数(CYL)と乱視軸(AX)が処方されます。
老眼には遠近両用が適しており、一つのレンズで遠くと近くの両方の見え方を改善できます。いずれの場合も眼科医による検査で正確な度数を把握し、自分に合ったコンタクトレンズを選ぶことが大切だといえます。
以前は、乱視用・遠近両用は追加料金が発生するのが当たり前でしたが、メガネ業界と同様にコンタクトレンズ業界でも、追加料金なしで乱視用や遠近両用のコンタクトレンズが選べる商品も登場しています。
レンズの形状・サイズ(BC・DIA)で選ぶ
コンタクトを選ぶ際に重要なのが、レンズの形状とサイズを示すBC(ベースカーブ)とDIA(レンズ直径)です。これらは装用感に大きく影響するため、自分の目に合ったものを選ぶ必要があります。
| 項目 | 説明 | 合っていないと起こる問題 |
| BC(ベースカーブ) | レンズ内側の曲がり具合。数値が小さいほどカーブがきつい。 | カーブが目にあっていないとずれやすくなったり、角膜が圧迫されるような不快感や、異物感が起きる恐れがある。 |
| DIA(直径) | レンズそのものの直径。ソフトコンタクトの場合、黒目より少し大きめが一般的。 | 小さすぎるとレンズが目の中で動いてしまいフィットしない。大きすぎると、目の呼吸が阻害され、乾燥したり充血しやすくなる。 |
ご自分の眼球の形に合ったBC(レンズ角度)を選んでいれば、装用時にレンズがずれにくくなり、異物感を軽減できます。反対に、BCが合わないと装用中にレンズがずれ、目に負担をかけやすくなります。また、適切なDIA(レンズ直径)を選ぶことで、レンズが角膜を適切に覆い、クリアな視界を保てます。
いずれも正確に測定するためには、眼科での検査が必要です。
フィット感・疲れにくさ(含水率・酸素透過率)で選ぶ
コンタクトレンズの含水率と酸素透過率は、装用感や目の負担感と大きく関わるため、コンタクトレンズ選びの際、とても重要な要素のひとつです。
●含水率とは
レンズが含んでいる水分量の目安。含水率の高いコンタクトレンズは柔らかく、みずみずしい装用感が得られます。(※装用感には個人差があります。)その反面、高含水レンズの場合は、レンズそのものが必要とする水分量も多いため、ドライアイの人には向かないことも。つまり、含水率は必ずしも高いほどよいとは言えず、自分に合った含水率のレンズがおすすめです。
含水率について詳しく知りたい方は、含水率が高すぎると目が乾く?正しいコンタクトレンズの選び方とはの記事がおすすめです。
●酸素透過率とは
レンズが装用時に酸素をどれだけ通しやすいかを示す指標。高い酸素透過率のレンズを選ぶと、長時間使用した際の目の疲れの軽減が期待できます。酸素透過率は一般的には高い方がよいと考えられています。特に、連続して装用する場合は目安としてDk/t 24以上が必要です。
参考:毎日装用および長時間装用コンタクトレンズの角膜浮腫を防ぐための重要な酸素レベル
レンズ素材・厚み・装用時間・目の状態などに合わせて総合的に判断しましょう。
目の健康を第一に考えると、酸素透過率が高い製品を選ぶのがおすすめです。特に、素材そのものが酸素を通すシリコーン・ハイドロゲル製のレンズがおすすめですが、通常のヘマ製レンズよりもレンズ代が高くなることに注意が必要です。また、装用感は人それぞれ異なるため、製品の表示や数値だけでなく、コンタクトレンズは実際につけてみるのがおすすめです。
酸素透過率に関する詳細は、コンタクトレンズの酸素透過率(Dk/L値)とは?必要な数値と確認方法からもご参照いただけます。
1dayと2weekのコンタクトレンズで費用感はどの程度変わるのか?

1dayタイプと2weekタイプのコンタクトレンズでは、以下のようなコストの違いがあります。
| タイプ | 1ヶ月あたりの費用相場(両目) | 年間あたりの費用相場(両目) | その他 |
| 1day | 3,000円~10,000円 | 36,000円~120,000円 | ケア用品は不要 |
| 2week | 1,800円~3,600円 | 21,600円~43,200円 | 消毒液やケースなど、別途ケア用品が別途必要 |
年間で比較すると、1dayは約36,000円~120,000円、2weekは約21,600円~43,200円と、2weekの方が経済的といえます。しかし、2weekの場合は洗浄液などのケア用品の購入が別途必要になるため、追加の費用も考慮しなければなりません。また、当然ながらレンズケアの手間もかかります。
また、2weekの場合、使用回数に関わらず開封後2週間で破棄するため、たまにしか使わない場合は割高になります。毎日使うなら2week、週に数回なら1dayの方が結果的に安くなるケースが多いので注意しましょう。
1dayと2weekの差額について詳しく知りたい方は、コンタクトレンズ1dayと2weekの差額はいくら?費用を徹底検証!の記事もご参照ください。
コンタクトレンズ費用を抑えるもう一つの方法として、レンズの種類を変えるのではなく、購入場所を変えるという方法があります。一般的には眼科で購入する方がレンズ代が高くなる傾向があります。
コンタクトレンズをどこで買うか迷ったら、コンタクトレンズはどこで買う?購入場所別のメリット・デメリットを徹底解説の記事がおすすめです。
なぜコンタクトレンズを眼科で買うと高くなりがちなのかが知りたい方は、コンタクトレンズを眼科で買うとなぜ高い?眼科より安く買う方法も紹介で詳細を解説しています。
コンタクトレンズの選び方【目的・生活スタイル別】

コンタクトレンズは目的や生活スタイルに応じて選ぶことが大切です。以下の具体的な状況別に選び方を紹介します。
●初めてコンタクトレンズを使うとき
●パソコン・スマホをよく使う場合・1日の装用時間が長い場合
●コンタクトレンズにかける費用をなるべく安く抑えたい場合
●ドライアイなど目の乾燥が気になる場合
●スポーツ・アウトドアで使用する場合
●遠方への出張・旅行が多く持ち歩きの便利さを優先したい場合
それぞれ詳しく解説します。
初めてコンタクトレンズを使うとき…まずは眼科に行ってから
初めてコンタクトレンズを使う方は、眼科を受診し、ご自分の目の状態を確認しましょう。眼科医による「処方指示書」には、あなたに適した度数やレンズサイズが分かる数値が記載されます。そのデータを元に、コンタクトレンズをお求めください。
2weekを希望するか、1dayを希望するかは眼科医に相談することが可能です。繰り返し装用するタイプのコンタクトレンズの場合は、レンズをつけたり外したりするたびにレンズケアが必要なため、レンズのケアに自信がない場合、最初はケアの手間がかからない1dayタイプを選ぶのがおすすめです。洗浄不要の1dayコンタクトレンズなら、ケアの手間が省けて衛生的に使えます。
装用感が良く快適なコンタクトレンズを選ぶには、サンプル請求などを行い、実際に装用してから決めるのもおすすめです。
まずは眼科で相談して、自分の目の状態や生活スタイルに合ったコンタクトレンズを処方してもらいましょう。
パソコン・スマホをよく使う場合…ブルーライトカットという選択肢も
デスクワーク等でパソコン作業の多い方や、スマホの利用が多い方はコンタクトレンズ選びにも工夫が必要です。
ブルーライトカット機能つきのコンタクトレンズなら、スマホやパソコンなどから発せられるブルーライトの目への影響の軽減が期待できます。ただし、効果や感じ方には個人差があります。
なお、長時間のデスクワークなどにより、すでにドライアイや充血などの目に不快な症状が出ている場合には、コンタクトレンズの機能だけでは改善は見込めません。コンタクトレンズの処方を受ける際に、必ず医師に相談をしましょう。
参考:日本眼科医会 パソコンと目
1日の装用時間が長い場合…酸素透過率にこだわったシリコーン・ハイドロゲル製がおすすめ
1日の装用時間が長めの方は、目の健康と快適性を考えてコンタクトレンズを選びましょう。
長時間装用による目の負担を和らげるには、酸素透過率の高いコンタクトが適しています。
角膜に十分な酸素を届けることで、目の疲れや乾きの軽減が期待できます。酸素透過性に優れた素材として、シリコーンハイドロゲル製があります。レンズ素材そのものが酸素を通すため、裸眼に近い装用感が期待できます。※装用感には個人差があります。
コンタクトレンズにかける費用をなるべく安く抑えたい場合…ライフスタイル次第で考えてみる
コンタクトレンズにかける費用をできるだけ抑えたい場合は、2week、1monthまたはハードコンタクトレンズなど、繰り返し使うタイプの製品を選ぶのが良いでしょう。どうしてもその利便性の高さから、価格が一番高くなってしまうのは1dayレンズです。しかし、最近では多少高くても、ケアの手間がなく、衛生面に関しても取り扱いやすい1dayコンタクトレンズが人気なのも事実です。
また、コンタクトレンズをどこで購入するかによっても、購入費用は大きく異なります。使いたいレンズをお得に購入する方法が気になる方は、コンタクトレンズはどこで買う?購入場所別のメリット・デメリットを徹底解説の記事もご参照ください。
ドライアイなど目の乾燥が気になる場合…低含水レンズorシリコーン・ハイドロゲル製レンズを選ぶ
ドライアイ気味の方がコンタクトレンズを選ぶ際には、コンタクトレンズの含水率が重要なポイントになります。
高含水レンズは一般的に多くの方におすすめですが、ドライアイの方の場合には、低含水レンズがおすすめです。低含水レンズは、レンズが必要とする水分量が少ないため、涙の水分を奪われにくいというメリットがあります。長時間装用しても目のうるおいを保ちやすいので、乾燥による不快感を軽減できます。
また、素材そのものの酸素透過率にも注目しましょう。シリコーン・ハイドロゲル素材のコンタクトレンズの場合、素材が直接酸素を通すため、目の負担軽減に繋がります。
いずれの場合も、ドライアイの症状のある方は、定期的に眼科で検診を受け、無理のない装用を心がけてください。
参考:日本眼科学会 ドライアイ
スポーツ・アウトドアで使用する場合…1dayを上手に使って
スポーツやアウトドアを楽しむ方には、1dayコンタクトレンズがおすすめです。
ハードコンタクトに比べて、ソフトの方が激しく動いてもずれにくいため、活動的な方にはソフトコンタクトレンズがおすすめです。そのなかでも、1dayにしておけば、活動中に砂やほこりなどが目に入ってしまった場合でも、すぐに新品へ交換できるため衛生的に使えます。また、1dayならレンズ洗浄液を持ち歩かなくても、予備レンズだけを持っていれば、いざというときにも対応できます。スポーツの際にもコンタクトレンズを使用して、プレーに集中できるでしょう。
普段は眼鏡を着用している方は、スポーツやアウトドアのときだけ1dayコンタクトレンズをつけるという使い方もおすすめです。
コンタクトレンズの使用頻度がそれほど高くない方にとっても、必要な時だけパッケージを取り出してサッと使える1dayのコンタクトレンズは非常に便利です。普段は眼鏡だけど、スポーツの時だけコンタクトレンズにしたいとか、アウトドアやデートの際に気分を変えてコンタクトに…といった使い方で楽しむのもおすすめです。
出張や旅行が多く、持ち歩きの便利さを優先したい場合…1dayなら荷物を減らせる
出張や旅行が多い方にも、1dayタイプのコンタクトレンズがおすすめです。
1dayタイプなら、出張先や旅先に洗浄液やレンズケースなどのケア用品一式を持っていく必要がないのが一番のメリットです。荷物には予備のレンズのみを入れれば済むため、荷物を軽量化できます。キャンプや車中泊など、ゆっくりとレンズ洗浄の機会が持てないときにも、1日使い捨てなら衛生的です。
持ち物のコンパクトさを重視するなら、1dayタイプのコンタクトレンズを検討してみましょう。
信頼できるメーカー・製品を見分けるには
さまざまなコンタクトレンズの選び方を見てきましたが、目に直接装用するものなので、メーカーや製品への信頼性を重視して選びたい…という思いもお持ちかと思います。コンタクトレンズを選ぶ際には、当然ではありますが信頼できる販売業者から購入しましょう。そして、医療機器として認可された製品を選ぶことが重要です。
日本国内で認証されたコンタクトレンズには、厚生労働省より医療機器承認番号が付与されています。正しい製品を正規業者から購入すれば、たしかな品質のコンタクトレンズを手に入れることができます。

特に、正規品を購入できるメーカーのオンラインストアからの購入がおすすめです。メーカー公式のオンラインストアでは、さまざまな特典が用意されていたり、チャットで問い合わせできたり、規定に基づいた返品交換サービスを受けられたりします。
製品情報も豊富に提供されているため、比較検討できる点も魅力です。同じ製品を選ぶ場合でも、余計な人件費やコストがかからない、メーカー公式のオンラインストアが一番安く買えることが多いようです。
複数メーカー、複数製品を比較したうえで、自分に合うコンタクトレンズを選ぶことが大切です。
参考:高度管理医療機器販売業・貸与業の許可について
参考:認証品目リストの公表について
自分に合ったコンタクトレンズが分からないときは眼科を受診しよう

ご自分の視力などのレンズデータが分からないときや、初めてコンタクトレンズを購入する際には、眼科を受診し、処方指示書を取得しましょう。
眼科を受診することで、目にキズや炎症はないか、ドライアイになっていないか、その他眼病がないかなど、今の目の状態を確認できます。また、角膜のサイズや眼球の曲がり具合を測ったり、近視や遠視の度数、乱視の有無などを明らかにすることで、自分の目に最適なコンタクトレンズを処方してもらえます。
自分に合ったコンタクトレンズを選ぶ5つのポイント

最後のまとめです。自分に合ったコンタクトレンズを選ぶための5つのポイントを紹介します。
●処方指示書やレンズデータに基づいて購入する
●金額の安さや商品イメージで決めない
●眼科では目の状態を正しく自己申告する
●過去のレンズデータを手元に用意しておく
●装用感を確認する(フィッティングする)
それぞれのポイントを詳しく解説します。
処方指示書やレンズデータに基づいて購入する
コンタクトレンズを購入する際には、眼科の処方指示書や以前購入したレンズデータを元に購入しましょう。メガネの度数とは異なるため、自分でコンタクトレンズの度数を予測することはできません。メガネのようにメガネ店で度数を測ることもできないため、初めての際には必ず眼科を受診してください。
自分の目に合わないレンズは、目の負担感を強め、疲れ目や充血の原因となります。特に、安いからと海外から輸入された製品や模倣品など、品質に問題のあるレンズを購入した場合、重大な目のトラブルに繋がることがあるため注意が必要です。
コンタクトレンズを使用する方は、定期的に眼科医の検診を受け、目の健康に留意しながらコンタクトレンズを選びましょう。
参考:国民生活センター コンタクトレンズによる目のトラブルにご注意ください金額の安さや商品イメージで決めない
コンタクトレンズを選ぶ際には、商品の安さやイメージだけで判断しないようにしましょう。ついCMや広告の印象が強いと「いいレンズ」だと感じてしまいますが、「誰にとっていいレンズなのか?」そしてそれが「自分にとって最適なレンズなのか」は分かりません。
また、セールやキャンペーンなど、いっときの安さだけでレンズを選んでしまうと、後から後悔することも。
重要なのは、自分の目の状態やライフスタイルに合っているかという点です。一人ひとり、適するコンタクトの種類は人それぞれ異なるため、価格や広告の印象だけで選んでしまうと、目の不快感やトラブルにつながる可能性があります。
自分の目に合ったコンタクトレンズ選びという観点で、慎重に商品を選びましょう。
眼科では目の状態を正しく自己申告する
自分に合うコンタクトレンズを選ぶために、眼科を受診した際には目の状態について正しく自己申告しましょう。今使っているメガネを持参したり、充血やドライアイなど気になる症状があれば申し出ましょう。
また、ライフスタイルについても話をしておくのがおすすめです。たとえば、激しいスポーツをする際にもコンタクトレンズの使用を希望したいとか、パソコンやスマホの利用が多い、少し老眼が出てきたのではないか、など気になることを相談しておくと、自分に合ったコンタクトレンズを処方してもらいやすくなります。
また、ケアの手間を省きたい方は最初から「1DAYコンタクトレンズを希望します」と伝えておくこともできます。
眼科では検査・問診を実施して目の状態を確かめますが、患者側からも気になることを申告することで、より自分に合ったレンズを処方してもらうことに繋がります。
過去のレンズデータを手元に用意しておく
すでにいずれかのコンタクトレンズを使用している場合は、コンタクトレンズを購入する際に現在使用しているコンタクトレンズのレンズデータを持参し、参考にしましょう。
レンズデータとは、コンタクトレンズの度数やBC、DIAといった製品情報が記載された内容を指し、コンタクトレンズの外箱や製品のホームページ、商品箱内部の取扱説明書等に記載されています。インターネットからコンタクトレンズを購入した場合は、ウェブの注文履歴から見ることもできます。
コンタクトレンズの空き箱を常に持っているのは難しいので、レンズデータは画像としてスマホに保存しておくといつでも見返せて便利です!
実店舗でコンタクトレンズを購入する場合は、スタッフにレンズデータを提供することで、以前と同等のコンタクトレンズを探してスムーズに購入することが可能です。
コンタクトレンズをネットから購入する場合も、今使っているレンズや以前使っていたレンズの装用感などが気に入っている場合は、レンズデータを見比べて購入するのがおすすめです。
ただし、目の状態は日々変わるため、定期的に眼科を受診して、処方指示書の取得をしたうえでコンタクトレンズを購入しましょう。
装用感を確認する(フィッティングする)
コンタクトレンズを選ぶ際には、実際にフィッティングを行い、装用感を確認することが非常に大切です。コンタクトレンズを装用してみて、目に違和感がないかを事前に確認することで、購入後のトラブルが防げます。
コンタクトレンズの装用感は、少しつけているだけでは分からない場合もあります。夕方の目の乾きが気になる方は、朝から夕方までつけてみるのがおすすめです。
コンタクトレンズをネットから購入する場合は、無料おためしの活用がおすすめです。
もし、ゴロゴロとした異物感や、目が乾くなどの不快感があれば、コンタクトレンズが目に合っていない可能性があるため、別のコンタクトレンズを試してみましょう。快適なコンタクトライフを送るためには、妥協せずにしっかりとフィッティングを行うことが大切です。
コンタクトレンズの選び方に関するよくある質問
コンタクトレンズの選び方に関する、疑問・質問をまとめました。
Q1. コンタクトレンズは眼科に行かないと買えませんか?
コンタクトレンズ自体は、さまざまな場所で購入が可能です。専門店やコンタクトレンズを取り扱っているメガネ店、ドラッグストア等の量販店や、インターネットからも購入できます。
ただし、初めて購入する場合は、まずは眼科に行って自分の目の状態を確認することが大切です。眼科に行き、処方指示書を取得して、処方指示書の内容に合ったコンタクトレンズを購入しましょう。
また、すでにご自分のレンズデータが分かる方も、目の状態は刻々と変化するため、定期的に眼科受診を受けることで健康維持に留意しましょう。
Q2. 1dayと2weekではどちらが安いですか?
毎日使う場合は2weekの方が安くなるケースが多いです。ただし2weekは洗浄液・ケースなどのケア用品の費用が別途かかります。また、週に数日しか使わない場合は、1dayの方が割安になることもあります。(2weekは使用回数に関わらず、使用期限が2週間と定められています。)
単純な料金の比較だけでなく、適切なレンズケアができるかなど、ご自身のライフスタイルに合わせてご検討ください。
Q3. 乱視でもコンタクトレンズは使えますか?
使えます。乱視用(トーリック)レンズが各メーカーから販売されており、軽度から重度の乱視まで対応しています。日本では乱視用レンズの処方が少ない傾向がありますが、見えにくさを感じている場合は眼科で相談してみましょう。
乱視用はレンズ代がやや高めですが、追加料金なしで選べる製品も増えています。
Q4. コンタクトレンズは1日何時間まで使えますか?
製品や個人の目の状態によって異なります。終日装用タイプの場合、一般的に12〜14時間程度とされています。装用可能な時間には個人差があり、体調や使用環境によっても異なるため、詳しくは処方を受ける際、眼科医に相談するのがおすすめです。
長時間の装用は目への負担が増すため、帰宅したらできるだけ早めに外す習慣をつけましょう。入浴時、就寝時の装用はできません。また、短時間の昼寝であってもコンタクトレンズは外すようにしましょう。
Q5. ドライアイでもコンタクトレンズは使えますか?
症状の程度によりますが、自分に合ったコンタクトレンズ選びを心がけることで、多くの方が使用できます。ドライアイの方には、涙の水分を奪いにくい低含水率レンズや、素材自体が酸素を通すシリコーン・ハイドロゲルレンズがおすすめです。ただし重度のドライアイの場合は眼科医に相談の上、使用可否を判断してもらうようにしましょう。
また、装用中も目の乾きを感じたら、コンタクトレンズ用の目薬を使用するとともに、無理のない装用を心がけましょう。
Q6. カラーコンタクトレンズ(カラコン)は普通のコンタクトと選び方が違いますか?
基本的な選び方はクリアレンズと同じです。BC(ベースカーブ)、DIA(レンズ直径)・近視度数などのレンズデータを確認のうえ、ご購入ください。
カラコンの場合、ついデザイン重視で選びがちですが、極端に安価な輸入品や、医療機器承認番号のない製品は目のトラブルにつながるリスクがあります。購入を希望する製品が国内で承認された製品なのかどうかを確認するには、レンズの箱や商品ページに厚生労働省の承認番号の記載を探すようにしましょう。
度なしのカラーコンタクトレンズも医療機器のひとつであり、目の角膜に直接装用するため注意が必要です。正しく選び・正しく使用することで、目の健康を守りましょう。
参考:国民生活センター コンタクトレンズによる目のトラブルにご注意ください
正しいコンタクトレンズの選び方を心がけ、自分に合ったレンズを選ぼう
ライフスタイルや目的に合ったコンタクトレンズを選び、快適に過ごしましょう。コンタクトレンズ選びに悩んだら、無料サンプルを活用するのもおすすめです。装用感には個人差があるため、「つけてみないと分からない」という悩みを解決するために、積極的に活用してみましょう。
OWNDAYSコンタクトでは、初めての方限定で定期便の「5日間無料おためし」をご案内しています。※別途、全国一律送料550円がかかります。
定期便をご利用いただくと、ご自分の選んだ配達サイクルで自宅ポストにコンタクトレンズが届くので、買いに行く手間がいらず、コンタクトレンズ切れの心配もありません。
OWNDAYSコンタクトの定期便の場合、全国送料無料、毎回の注文が最大で20%OFFになるほか、継続特典としてメガネのプレゼントもご用意しています。OWNDAYSコンタクトの「5日間無料おためし」をご利用ください。

OWNDAYSコンタクト編集部
取材・執筆・編集
OWNDAYSコンタクト編集部では、コンタクトレンズと目に関する正しい知識をわかりやすく伝えることをモットーにしています。このメディアを通じてコンタクトレンズに関する皆さまのお悩みやちょっとした疑問を解決し、快適なコンタクトレンズライフに寄り添う存在になれたら嬉しいです。



