2021.11.04 | HOW TO

複数のメガネを使い分けて快適に!用途・視力別のおすすめを紹介

複数のメガネを使い分けて快適に!用途・視力別のおすすめを紹介

メガネを使っている人の中には、「1本あれば十分」と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、複数のメガネを使い分けることで、目の疲れが軽減できるだけでなく、コーディネートにも取り入れておしゃれを楽しめます。本記事では、目的や視力に応じたメガネの選び方を詳しく紹介します。使い分けのメリットやコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。

メガネを使い分ける必要性とは?

どのメガネでも同じように見えるかもしれませんが、レンズの種類や機能によって適したシーンは異なります。例えば、1枚のレンズに1つの補正機能を持つ「単焦点レンズ」は、対象の距離がはっきり見え、視野が広いのが特徴です。

一方、遠近両用メガネや中近両用メガネなどに使われる「累進レンズ」は、1枚の中に連続して焦点があり、遠くから近くまでどの距離でもピントが合うように設計されています。ただし、慣れるまでにある程度時間がかかる、視野が狭く感じるといったデメリットがあります。

近年は働き方やライフスタイルの多様化によって、ビジネスや運転、スポーツといったシーンごとに最適なメガネを使い分ける人が増えています。また、リーズナブルかつ高品質なメガネを提供する店舗もあり、気軽にサブメガネを持つことが可能です。快適さやおしゃれの幅を広げるために、メガネの使い分けを検討してみてはいかがでしょうか。

単焦点レンズ

単焦点レンズ

累進レンズ

累進レンズ

累進レンズのデメリットとして、慣れにくさと視野の狭さが挙げられます。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、ここではメガネの使い分けに焦点を当てて説明していきます。

度数の違うメガネを使い分けるメリット3選!

メガネを使い分けることにはさまざまなメリットがあります。もちろん、使い分けることで見やすくなるのもメリットのひとつですが、実はそれ以外にも、目の健康やメガネの状態に良い影響を与えてくれるのです。ここでは、メガネを使い分けるメリットを具体的に3つ紹介します。

メリット1:目の健康を考慮できる

メリット1:目の健康を考慮できる

メガネを使い分けることは、何より目の健康にとって重要です。例えば、度数の強いメガネをかけると、遠くまで物がはっきりと見えるようになります。

一方で、近くを見るには度数が強いメガネほど調節力(ピントを合わせる力)が必要になるため、無理にピントを合わせようとすると目の疲れを感じる可能性があります。

そこで、シーンに応じたメガネの使い分けが大切なのです。シーンごとに度数の異なるメガネをかければ、必要以上に目の筋力を使わなくて済むので、目にかかる負担を大きく軽減することができます。使い分けによって負担が軽くなれば、目が疲れにくくもなるため、健康な状態を維持しやすいというメリットがあります。メガネは物をはっきり見せるためだけではなく、目の健康を守るためのアイテムでもあるので、使い分けることは目の健康にとって効果的です。

メリット2:メガネが長く使い続けられる

メリット2:メガネが長く使い続けられる

複数のメガネを使い分ければ、1本1本のメガネをより長く使い続けられるようになります。1本のメガネをずっと使い続けていれば、それだけ消耗も早くなります。特にお気に入りのメガネは、なるべく長く使い続けたいものです。複数のメガネを持っていれば、消耗を分散できるため、それぞれのメガネもより長持ちするようになります。

大切なメガネの状態を保つためにも、メガネの使い分けはメリットが豊富です。使い分ければ傷も付きにくいため、良い状態のまま保存できるようになります。状態を保ったまま使えれば、後で処分することになっても、買い取りなどで高い査定が付きやすいといったメリットもあります。また、愛用のメガネが壊れてしまったり、どこかにメガネを紛失してしまったりすることもあるかもしれません。そんな時でも、複数本のメガネを持っていれば安心です。普段から使い分けておけば、いざという時の予備としても使えます。

メリット3:ファッションに合わせておしゃれを楽しめる

JD1027B-9A
KM1145T-1S
JD2039Z-0S
JD1034B-0A
BE2010J-8S
FC2021S-0A

デザインの異なるメガネを複数持っていれば、シーンに応じてコーディネートを楽しめるというメリットもあります。メガネはおしゃれアイテムのひとつでもあるため、ファッションに合わせて使い分ければ、さらにおしゃれを楽しむことができます。職場やフォーマルな場でかけるものと、プライベートでかけるものを使い分けてみてもよいでしょう。

また、ファッションとのコーディネートだけではなく、メガネは単独でも顔の印象を大きく左右するアイテムです。それだけに、シーンごとに使い分ければ、印象を大きく変化させることができます。もちろん、目の負担や見やすさも考慮して最適なメガネを選ぶことも大切ですが、洋服や靴などと同じように、TPOに合わせたメガネ選びをしてみるのも一つの方法です。

【目的・見え方別】最適なメガネの選び方・使い方

メガネは、シーンや見え方に合わせて選ぶことで、目の負担を減らし快適に過ごせる可能性があります。以下では、ビジネスや運転、スポーツ、リラックスタイムなど、目的や視力の状態に応じたメガネの使い方や選び方を解説します。

ビジネス・パソコン用|ブルーライトカット・中近両用レンズ

ビジネス・パソコン用|ブルーライトカット・中近両用レンズ

ビジネスシーンやパソコン作業で使う場合は、電子機器から出るブルーライトから目を守るレンズがおすすめです。また、中近両用レンズは、レンズ上部で少し離れたパソコン画面や会議室のホワイトボード、下部で書類やスマートフォンの文字を見やすくなるように度数を調整します。家事や読書、テレビ視聴など、自宅で過ごすことが多い人にも最適です。

OWNDAYSでは、ブルーライトカットレンズ(追加料金4,000円)、遠近両用レンズ(追加料金0円)、プレミアム遠近両用レンズ(追加料金6,000円)、カスタムメイド遠近両用レンズ(追加料金12,000円)を取り扱っています。

運転・外出用|調光レンズ・サングラス

運転・外出用|調光レンズ・サングラス

運転や外出時は、天候や光の変化に対応できるメガネがあると便利です。例えば、紫外線量に応じてレンズの色が変わる調光レンズ、路面・水面・ガラスなどの反射を抑える偏光レンズ、メガネの上からサングラス部分を取り付けられるクリップオンサングラスなどがあると、視界の確保や目の保護に役立ちます。

また、外出時にはファッションの一部として、おしゃれなデザインのメガネを取り入れるのもおすすめです。

スポーツ・アウトドア用|偏光レンズ・カラーレンズ

スポーツ・アウトドア用|偏光レンズ・カラーレンズ

スポーツやアウトドアのシーンでは、反射光による視界のちらつきを抑えられる偏光レンズや、カラーレンズを取り入れるとよいでしょう。フレームは、軽量でずれにくいタイプを選ぶと、激しい動きにも対応できます。競技によってレンズカラーを変えるのも一案です。例えば、野球にはグレー・レッド系、テニスにはイエロー系、ゴルフにはブラウン系などを採用すると、見えやすさが変わります。

OWNDAYSの標準レンズは、99%のUVカット機能付きで、フレーム表示金額のみで作成可能です。多彩なラインナップのカラーレンズ(追加料金4,000円)も用意しています。

風呂・サウナ用|湿気・くもりに強いタイプ

風呂・サウナ用|湿気・くもりに強いタイプ

お風呂やサウナでもメガネがないと不便に感じる人は、専用の1本を用意しておくのがおすすめです。耐熱性・耐水性に優れた樹脂製フレームであれば、変形や劣化を防ぎやすくなります。金属製のフレームは熱や湿気に弱く、サビや変色の原因になる可能性があるため、避けましょう。

また、くもり止め加工を施したタイプは、急激な温度差による曇りを防ぎ、良好な視界を確保できます。さらに顔に柔らかくフィットする軽量なモデルなら、リラックスタイムを快適に過ごせます。

手元・家用|遠近両用レンズ・老眼鏡

手元・家用|遠近両用レンズ・老眼鏡

自宅での読書・スマホ操作・家事など、手元を見る機会が多い人には、老眼鏡や遠近両用レンズが適しています。老眼鏡は近く専用のメガネで、遠近両用メガネは、1本で遠くと近くの両方をカバーできるタイプです。

遠近両用メガネは、40代・50代など年齢に関係なく、手元が見えづらいと感じたら、早めに使い始めることで目の疲れを軽減し、無理なく慣れていけるでしょう。

最適なメガネの本数は何本?

最適なメガネの本数は何本?

目の負担を軽減し、快適な視界を維持するためには、シーンや用途に応じて2本以上のメガネを持っておくのがおすすめです。特に、近用・中近用・遠用など細かな視力補正が必要な場合は、3~4本程度用意しておくと安心です。ご自身のライフスタイルや使用シーンを振り返り、最適なメガネの種類や必要な本数を考えてみましょう。

メガネの使い分けで疲れる原因と対策

既にメガネを複数持っていて、「使い分けているのにかえって目が疲れる」と悩んでいる人もいるかもしれません。こうした場合には、以下の3つの原因が考えられます。

  • 度数の違いに体が慣れていない
  • 切り替えるタイミングが適切でない
  • 長時間の装着・目の酷使による疲労

メガネの使い分けによって疲れる場合は、専門店で視力チェックやメンテナンスを受けるのが有効です。レンズの汚れを除去したり、フレームや鼻パッドなどを調整したりすることで、疲れを軽減できる可能性があります。また、メガネを正しく使い分けながら、目を休める時間を意識してつくることも大切です。

メガネとコンタクトの使い分け・併用のコツ

メガネとコンタクトの使い分け・併用のコツ

メガネとコンタクトを使い分けるのもおすすめの方法の一つです。メガネは直接眼球に触れないため目に優しく、コンタクトに比べると取り扱いも簡単です。一方で、メガネの種類やメンテナンスの頻度によっては、視界が狭くなったり、運動中にズレたりといったデメリットも。

コンタクトレンズは視野が広い反面、長時間の装用は目に負担がかかる場合があります。メガネとコンタクトを併用する際は、使用シーンや目の状態によって使い分けるとよいでしょう。例えば、花粉シーズンや風の強い日はメガネ、それ以外の日はコンタクトを使うという選択肢もあります。また、コンタクトをメインで使っている人も、充血や痛みといったトラブル時や災害時に備え、度数の合うメガネを1本用意しておくと安心です。

面倒と思わずメガネを使い分けて快適に過ごそう!

JD2050B-3S

メガネを見たい距離や使うシーンに合わせて使い分けると、目の負担を軽減でき、メガネの寿命も延ばせます。また、予備のメガネを用意しておけば、万が一のトラブルの際も安心です。さらに、ファッションの一部としてメガネを取り入れると、コーディネートの幅も広がります。

OWNDAYSでは、スタンダードな標準レンズであれば、フレーム表示金額のみ(追加料金0円)でメガネを作成可能です。使用シーンやお悩みに合わせ、専門スタッフが最適なメガネ選びをサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

記事一覧に戻る
TOP

TOP