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2021.11.18 | FASHION

べっ甲メガネが人気!その魅力や似合う人について徹底解説!

メガネと一口に言っても、その種類はさまざまあります。なかでも、知的でおしゃれな印象を与えるべっ甲メガネが人気です。本記事では、べっ甲メガネについて知りたいと考えている人に向けて、素材や使用上の注意点、似合うタイプなど、べっ甲メガネに関する事柄をいくつかの観点から解説します。購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

べっ甲メガネとは?

まず、べっ甲メガネの基本的な部分として、べっ甲メガネの素材や魅力について説明します。

原材料はウミガメの甲羅!

べっ甲メガネは「甲」という字がつけられていることからも想像できるように、亀の甲羅から作られていて、具体的には、ウミガメの一種であるタイマイの甲羅が使用されています。タイマイの甲羅は1メートル以上の長さがあるものもあり、主にカリブ海やインド洋といった水温の高い海に生息している点が特徴です。熱を加えると自由に曲げることができ、また、構造も複雑であるため、人工で作ることは難しく、本物の甲羅を使ってでしか製造できません。

以前は、このタイマイの甲羅を輸入してべっ甲メガネを製造することができましたが、1993年のワシントン条約により、甲羅の輸入が禁止されたため、それ以降はそれより前に輸入されたものがべっ甲メガネの原材料として使われているのです。簡単かつ大量に製造することが難しいことから、市場に出ているべっ甲メガネには希少価値がつけられています。天然素材のため1点ずつ模様や風合いが異なるところも、べっ甲メガネの良さと言えるでしょう。

なお、べっ甲メガネは、日本で初めて作られたメガネであるともいわれ、何人かの歴史上の人物が所持していたこともあると伝わっています。そのなかでも、所持するだけでなく、メガネをかけて愛用したのが江戸時代の権力者、徳川家康といわれています。それが献上品として贈られたものであったことからも、江戸時代からべっ甲は非常に高価であり、限られた人だけしか手にできないようなものであったということがわかるでしょう。

べっ甲素材の魅力とは

べっ甲細工は日本の伝統工芸のひとつで、熟練した職人により作られています。1枚が非常に薄いため、何枚かを貼り合わせて「板」と呼ばれるものを作ってから、製品としての形に整えていく作業が必要です。貼り合わせの作業は、べっ甲同士の斑の重なり具合によってはきれいな斑紋様が出ないため、事前にイメージをして必要な部分を切り取らなくてはいけません。工夫が必要な作業であり、熟練者と経験の浅い職人では仕上がりにも差が出てしまうのです。

また、貼り合わせ作業も、熟練者であれば接着剤を使わずに貼りつけられるものの、経験の浅い職人では接着剤を使用しないと難しい作業です。接着剤なしでこの作業ができるようになるためには、だいたい10年の修業が必要となっています。このように手間がかかるものだからこそ値段は高くなってしまうものの、ほかの製品では得られない魅力を感じることもできるでしょう。そのほかのべっ甲素材の魅力としては、自然界にある素材のため、人工素材とは異なり、人の肌になじみやすい点が挙げられます。

アレルギー反応も起こりにくいため、金属アレルギーなど、アレルギー症状が出やすい人でも安心して着用することが可能です。また、肌に触れたときの感覚も、べっ甲ならではのしっとり感を感じることができ、ほかの人工素材では感じられない肌触りである点も特筆すべきでしょう。さらに、成形の保持力が高い特性のため、かけ心地が良いところも魅力と言えます。べっ甲には、このようなさまざまな魅力があるだけでなく、べっ甲柄はクラシカルでオシャレであり、知的な印象も与えるため、若い人からも人気を集めている素材なのです。

べっ甲素材にもランクがある!

一口にべっ甲と言っても素材にはランクがあります。ランクはべっ甲の色や透明度によって変わり、透明度が高いほど値段が高くなる傾向があるのです。最高級とされているのは白甲で、タイマイの尾の回りの4枚の爪甲から作られ、透明度が高く、取れる量も少ない点が特徴となっています。白甲の次にオレンジ甲があり、白甲と同じくタイマイの尾の回りの4枚の爪甲、もしくはお腹側の甲羅を使用するもので、白甲より透明度が低くなるものの、オレンジ色がしっかり出ているタイプです。

次いで、白茨甲(しろばらこう)が挙げられます。白茨甲は背中の甲羅の白い部分を集めて作られるもので、少し斑が入っている点が特徴です。べっ甲と聞くと、このタイプを思い浮かべる人も多くいるかもしれません。なお、この斑模様は色が濃く茶色になるほど安価になり、なかでも、黒い部分が多い並甲は安価なべっ甲と位置付けられています。ただし、甲羅の濃茶色部分だけを集めて作られた黒一色のものは、真黒(しんくろ)と呼ばれ、白茨甲よりも価値が高く、特別な存在です。

白甲

オレンジ甲

白茨甲(しろばらこう)

真黒(しんくろ)

左から、白甲・オレンジ甲・白茨甲(しろばらこう)・真黒(しんくろ)

上記のように、色や透明度の違いによってランクが分けられていますが、べっ甲製品はすべて一点ものであり、貼り合わせ具合によっても色の出方は異なります。したがって、色や透明度だけでなく、左右の色が揃っているかどうかや、デザインが良いかどうかなどによっても価格に差が出る傾向にあります。

べっ甲メガネができるまで

べっ甲メガネを作るためには、まず天然素材の模様を活かしながら生地を選んで切り出す作業から始めます。へらを使って腹側と表側を2つに分けたり、糸のこぎりで取り出したい素材を切り出したりしていくのです。次に、サンドペーパーで表面を削って傷をなくし、なめらかにしていきます。汚れや傷が残っていると、貼り合わせ作業をするときに内部に残ってしまうため、それを防ぐためにこのような作業が必要です。

次は、接着面に熱を加えて仮止めし、その後メガネフレームの形状へと正確に削っていきます。この作業はCADデータを使って行われることもあります。これらの作業が終わったら最後に研磨してツヤを出し、表面をクリアコーティングして完成です。

べっ甲メガネが似合うのはどんな人?

AU2073K-0S C2 / ブラウンデミ

そもそもべっ甲は黄色~茶色のまだら模様なので、日本人のオークル肌になじみやすいという特徴があります。べっ甲メガネは、黒縁メガネよりも色が薄く抜け感があるため、黒縁メガネでは重くなりがちな人におすすめです。一方、茶色のべっ甲メガネは、髪色が茶色の人に合いやすいでしょう。また、ファッション的には、シンプルなモノトーンコーデが多い人にもおすすめです。モノトーンのファッションでも、べっ甲メガネをかければ、軽めに見せられます。

また、べっ甲メガネでおしゃれなアクセントをプラスする効果も期待できます。しかし、その一方で、明るめのファッションにべっ甲メガネをかけると派手さを際立たせてしまう可能性があるため、全体的なバランスを意識したコーディネートを心がけると良いでしょう。

天然素材だからこそ!べっ甲フレームの注意点

べっ甲フレームメガネを保管するときは、べっ甲に負担をかけたり、劣化を防いだりするためにも、直射日光や乾燥を避け、防虫剤を入れるようにしましょう。また、素材の収縮が破損の原因となるため、車内やサウナなど急激な温度差がある場所に置かないように気をつける必要があります。整髪料などが残らないように、使用後はきれいに拭き上げることも大切です。ほかにも、無理に力を加えないことや、かけ外しは両手で行うことも意識しましょう。

なお、べっ甲フレームメガネは天然素材で作られているため、劣化やひび割れなど、経年劣化が起こりやすい性質がありますが、丁寧に扱うことでなるべく良い状態で長く使用できます。ツヤがなくなってきたらメンテナンスに出すと良いでしょう。表面を削ることで新品のようなツヤをよみがえらせることが可能です。

手軽でおしゃれなべっ甲柄メガネがおすすめ!

SENICHI24 C3 / ブラウンササ

べっ甲柄メガネであれば、べっ甲の雰囲気を安価で楽しめます。OWNDAYSでは、自分の好きなべっ甲柄メガネを選べるだけでなく、OWNDAYSのギフトチケットを使えば、そのチケットを贈った相手に好きな色や柄のメガネを選んでもらうことも可能です。天然素材であるからこそ丁寧な扱いが必要ですが、今までとは違うオシャレを楽しむためにも、べっ甲柄メガネに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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